2回の広報調査特別委員会による紙面作成と、
委員長や事務局との3回の校正を経て、
2月8日に佐久穂町の議会だよりが発行され、
回覧板などと一緒に各家庭に届くはず。
前号である50号は、
平成28年の決算報告を視覚的にわかりやすくして、
議会がチェックをしている町の財政についてをお知らせした。
ちょうど、中学9年生が、
社会科の公民の授業で地方自治を学習するタイミングだったので、
その議会だよりを中学9年生に社会科の授業中に配布し、
学習の資料として使用してもらった。
このブログを始めとした、私の公約のひとつ。
議会や町の情報をわかりやすく町民に伝える。
これを議会だよりでもやっているつもりなのだが、
このとき、自分の中で決まりにしているのが、
できるだけ専門家にならない!
ということだ。
いや、専門家であることに何ら問題はない。
むしろそうでなくてはならない。
しかしながら、とかく人は自分を大きく見せるために、
専門家であることそのものに価値を見つけ、
専門家であることそのものをアピールしてしまう傾向がある。
専門家とは専門知識のない人のための存在であって、
決して専門家が単体で価値を持つ存在なのではない!
そう思うから、
できる限り専門用語は使いたくないし、
「これが当然」といった態度をとることはしたくない。
あくまでも私の考え方。
だから、議会だよりの紙面づくりでも、
私に課せられた役割は、
町民のみなさんに、「私もわからない」ような内容を、
大雑把に理解してもらうような紙面をつくること!
であると思う。
というわけで、
51号では今回の新庁舎建設をキッカケにして、
地方自治体がどういう手続を踏んで、大きい建築物をたてるのか?
ということを紙面にしてみた。
正直、以前の私だったら・・・
え?入札でしょ?
と適当な言葉を使って、わかっていない自分をごまかしていた。
入札といっても色々あるし、
実際の工事に対する入札なら、
おそらく金額設定できるだろうけど、
今やソフト重視の時代!
無形なものに対する価値設定はそうはいかない。
たとえば、建物のデザインや機能性を含めた設計。
これを入札できめられるのだろうか?
ちょっと考えれば、
むむむ・・・といった疑問は湧いて出てくるはずなのに・・・。
というわけで、
そういった疑問が少しでもスッキリするように、
町がおおきな建物をつくるとき!
というのを、時系列の図でまとめてみたので、
議会だよりが届いたら、ぜひ見て御覧くださいね。
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