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夏休みが終わる?

・・・正直、ここウン十年も

夏休みが終わってしまう・・・

という感覚はあまりなかった。

 

あるのはお盆休み。

教員時代にも、

あぁ~夏休みもおわりかぁ・・・

なんて感覚、それほどなかった。

塾講師として働いていた時も、

夏期講習という疲労体験は当然毎年あったものの、

夏休みが終わってしまう・・・

という感覚は正直なかった。

 

しかしだ。

今年はそれがある!

確実に・・・夏休みがおわってしまったなぁ・・・

という気持ちがある。

 

そしてその気持ちを感じる理由を考える。

 

そうか、子どもが小学生だからだ!

改めて、小学生や中学生を持った親が、

子どもの動きに振り回されることを実感。

以前は、子どもが幼稚園児だったこともあるし、

私自身が、仕事で家事や育児に対してそれほど手を入れていなかった。

そういった理由もある。

とにかく、小学生の子どもに振り回される感じがする。

そしてそれが終わる・・・通常に戻る・・・という実感!

 

ちなみに、

夏休みはあったほうがいいのか、ない方がいいのか・・・。

ないというのは言い過ぎにしても、

長いほうがよいのか短いほうが良いのか?

 

長野県は、とにかく夏休みが短い。

私は名古屋出身なので、9月1日に2学期が始まるのが普通だったが、

長野県の子どもは8月下旬が2学期の始まり。

ちび○子ちゃんが8月31日にあわてて宿題をやる・・・

といった私には当たり前の映像も、

長野県の子どもにとっては不思議だったに違いない。

さて、長いほうがいいのか、短いほうがいいのか。

きっと親としては短いほうが好みである人が多いのではないか。

自分は仕事で子どもは休みとなると生活の段取りを組むのに手間がかかる。

もちろん、

きっと子どもとしては長いほうがいいと思っているだろう。

 

で、現実的な話をすれば、

夏休みを短縮するという事例が最近取り沙汰されている。

この場合の理由は、教員の労働時間軽減のため。

う~ん。

これってどうなんだろう。

教員の労働時間の問題はもちろん大いに問題なわけだが、

もしそれが理由だとすれば、

普通に考えれば夏休み云々なんてことは議論にのぼらなくて、

いかに教員の人数を増やすか

ってことが議論になるだろうし、

その線で過剰労働を減らすというのが、根本的な解決策になるはず。

でも、金がないんだろう、財源がさ。

それができないから、こういった奇策にでることになるんだと思う。

奇策というか、しばりがいろいろある中での苦肉の策ってやつ。

 

実は・・・

もうひとつ根本的ないい方法がある。

それは・・・

学習内容を半分にすること。

そしたら、授業時間数は減らせるし、

日本教育が大好きな学校行事がもっとできる。

夏休みの個人の体験も時間的に増大し、

とてもいいんじゃない?

・・・もちろん学力は低下するかもしれないけど・・・。

 

・・・あれ?

だめなの?

なんで?

 

そう、これが実態だと思うわけだ。

学力が低下するのは困る。

体験の時間が経るのも困る。

教育についてお金を沢山とられるのも困る。

子どもが可哀想な思いをするのも困る。

親が大変になってしまうのも困る。

困る・困る・困る・・・。

 

仕事をする上で重要なことは何か?と問われると、

私は即座に答える。

ことの軽重を見極めることだと思うよって・・・。

これは学習指導をしている時も同様だと思っている。

 

さぁ、この夏休み問題。

どこが軽くてどこが重いのか・・・。

誰にとって軽くて誰にとって重いのか・・・。

実に難しいところだ。

 

9月定例会まであと17日

 

 

 

 

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