今年度も佐久穂町議会の6月定例会にて、
佐久穂小学校6年生の委員会審査傍聴を実施する。
これで3年目になる、
佐久穂町議会と教育委員会の共同企画だ。
1クラスずつ佐久穂庁舎に来て、
1クラスを2グループに分けた上で、
佐久穂町議会委員会審査の傍聴と、
教育長による庁舎見学を交互に行う。
5月24日は、その下打ち合わせに、
佐久穂小学校を訪れた。
今年の佐久穂小学校は、
秋にマラソン大会が移り、
その影響もあって6月に音楽会が移動となった。
しかも、6年生はプール掃除もあって忙しいとのこと。
別の月の議会見学ではという話もでたが、
今の小学6年生は1学期の社会科で政治を学ぶので、
その関係からも6月の定例会がもっとも適していると、
6学年の先生とも相談をして決めた。
私としては、
一番身近な政治に関わる経験をしてほしい。
それがたとえ直感的体験であったとしてもだ。
庁舎の中でどんな役割があって、
どんな人がどのような仕事をしているかを見てもらいたいし、
また、行政がやりたいことを、
地方議会が審査をし、賛成をすることで許可がおりる・・・
という地方自治の基本的システムを体感してほしい。
もちろん、できうるならば、その傍聴する内容が、
子どもたちに馴染みがあるものであればよいとも思う。
特に、佐久穂町ならばこども課関係やら健康福祉課関係の審査が
傍聴できればこんな都合の良いことはないだろう。
いずれにせよ、
学校教育における、
民主主義や政治をふくめた主権者教育は、
案外、難しいものだと思う。
そこを、地方議会が少しでもサポートできたら・・・
という思いで始めた企画。
彼らが将来、佐久穂町に関わる大人になるのであれば、
ぜひ、主権者教育は当然ながら、
キャリア教育としても郷土教育としても、
価値のあるものだと思っている。
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