9月27日に、毎月恒例となりつつある、
町民交流おでかけ議会
に参加してきた。
参加してきた・・・とはいうものの、
実際は議会改革特別委員会の、
町民交流チームを中心に企画されているもので、
私はそのチームメンバーであるために、
参加というよりは実施してきた・・・のほうがしっくりくるかもしれない。
さて、今回のお出かけ先は、
JA・・・いわゆる旧農協のJA佐久浅間女性会。
場所は、最近、建物が新しくなった、
JA佐久穂支部。
初めてその建物へ入ることになったのだが、
ぱっと見、正面は金融機関。
???会議室はどこだろう?
中に入るのか?
なんて思っていたら、矢印を発見。
建物の左手から側面を辿って、
奥にある入口から会議室に入っていった。
さて、そのJA佐久浅間女性会。
多分にもれず問題点となっているのは高齢化・・・。
会員の不足と若手がなかなかいないこと。
これは、佐久穂町のような田舎であれば、
どの団体も抱えている悩みである。
よく、コミュニティ、コミュニティというが、
正直、佐久穂町のような状況では、
それを再生させることは人口減少・少子高齢化の点から考えても、
総論的には、はなはだ難しい。
人の健康状態に例えるのは不謹慎かもしれないが、
生命力が弱っている者に対して、
どんなカンフル剤を使おうとも、
それは再生を促すのではなく、単に延命を促すにすぎない。
再生ができるのは生命力が有り余っている・・・
つまり自己治癒能力がある場合に限る。
人の生命力が尽きて終わらないようにすることは大事だが、
それが人全体に意味を成すのは、
新たな生命が次々と生まれ、
その発生と終焉が延々と連鎖しているからに他ならない。
話が少し大きくなってしまったが、
佐久穂町がコミュニティ創生を考えている事自体は間違いではない。
ただ、今の様子をみていると、
先の人の例でいうと、
延命することに傾注して、
誕生への推進についてはイマイチ、注力しきれていない。
そう、創生!!!と言いながら・・・である。
理由は案外簡単だ。
適切な方法が見つかっていないからだ。
今あるコミュニティに支援をすることは、
たやすくはないが、現実的ではある。
ところが佐久穂町に新しいコミュニティを、
それこそ創生するとなると、
そこには、まさにまるで子どもを授かるような、
人為的でない自然的な何かが必要となってくる。
その自然や偶然に対しての支援は、
方法論として難しく、明確でなく、現実的に難しい。
これについては、
根本的に注力バランスを見直す必要があるように思う。
むむむ。
おでかけ議会の話をしようと思ったのに、
コミュニティに関する雑感を書いてしまった・・・。
というわけで、
おでかけ議会から見たコミュニティに関する感想。
次回の記事は、
具体的にJA佐久浅間女性会との懇談内容について書こう。
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