ずっと・・・
いわゆる旅ホーダイと呼ばれるプランで、
月額2200円での急速充電し放題で充電してきたが、
そうはいっても、
もうあと数ヶ月でそのプランが終了してしまうことや、
今後の充電環境のことも考えて、
自宅で充電できるように工事をした。
基本、従来の電気自動車の充電というのは、
家庭用電源100Vでは行わない。
不可能ではないが、あまりにも充電時間がかかってしまうからだ。
ではどうするかというと、
自宅で電気自動車に充電するのは、200V電源。
とはいっても別段、特別なものではなく、
普通の家には備わっている。
エコキュートやクーラーはこの200V電源をつかう。
ただ、200Vの電源はあっても、
普通の家庭には200V用のコンセントがない!
これを今回、駐車場に増設してもらうという工事。
台所の横にある配電盤から壁の中を通して、
一旦床下に出し、
そこから壁に穴を開けずに外にコードを引っ張り出す。
そこから地下をはわせる形で駐車場にもっていき、
駐車場の壁にコンセントを付けてもらった。
いや、丁寧な仕事で安心した。
さて、先程時間がかかりすぎる・・・
という話をしたが、
ここで充電時間のおさらいをしたい。
100Vはさておき、
200Vの場合、
私のリーフで23:00から6:00の充電をタイマーでセットして、
7時間で25%から75%までの充電が完了。
充電具合はパーセントの状況によって一定ではないので、
一概にはいえないが、
まぁ大体50%ぐらいは充電できるといえる。
私のリーフは現実的かつ経験的に80%あれば、
150kmぐらいは走行できる。
ただ、電気が残り少ないと不安になるので、
例えば佐久穂町から長野市へ行く用事があるときは、
80%ぐらいで佐久穂町を出発して、
40%ぐらいになって長野市に到着。
長野市についてから急速充電30分で80%ぐらいまで戻して、
佐久穂町に帰ってきて30%ぐらいになっている。
気温などによっても充電状況は変わるし、
もっというと、走行した際の消費電力は、
そのスピードや上り下りの傾斜によっても大きく差が出る。
エアコンの具合などによっても変わる。
先に話した通り、一般的な急速充電の場合、
30分が一区切りとなっているが、
その30分で大体40%ぐらい充電できる。
20%ぐらいから充電すれば70%を超えることも多い。
逆に50%ぐらいからだと90%は超えない。
これは以前にも話した充電の仕組みによるものだ。
いずれにせよ、
ごくごく普通の日常であるなら、
まぁ自宅の200V充電で十分。
夜、寝ている間に100%までとはいわなくとも、
走行に問題がないぐらいまでの充電は可能だ。
ただ、遠方に出かけるときは、
ホテルにでも泊まる予定がないかぎり、
200V充電は全く役に立たない。
急速充電なしに電気自動車を利用したお出かけは、
それこそ不可能だと言っていい。
最近、都会の方ではテスラによる
さらなる急速充電器、いわゆる
スーパーチャージャーが配置されているらしいが、
そんなものこの佐久穂には・・・というか、
長野県内にはないのではないか?
いや、1か所だけあるか。
まだまだ不安定なことが多い電気自動車ではあるが、
色々と実験を積み重ねてみたいと思う。
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