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器用貧乏が求められる仕事?

現在、佐久穂町議会の議会改革特別委員会では、

町民交流チームの提案を受けて、

5月に佐久穂町議会報告会を準備している。

 

佐久穂町議会報告会を実施するためには、

当然ながら具体的な企画や準備をする必要がある。

これを議会報告会実行委員会が受け持っている。

議会報告会実行委員会は8名で構成されている。

佐久穂町議員の定数は14人であるから、

かなりの割合といえる。

 

目的でもあり内容でもあるのだが、

ようするに、

佐久穂町議会がどんな仕事をしているか?

ということを知ってもらうということが主になる。

具体的には、

佐久穂町議会の仕事の総論的なものを説明。

そのあと、

令和4年度の佐久穂町の予算審議を踏まえた上での、

総務文教常任委員会、経済福祉常任委員会の

それぞれの審議内容のダイジェスト。

あとは、議会改革特別委員会で、

どのような議会改革に取り組んでいるかを紹介する。

 

こうなってくると、

議会議員はプレゼン能力を発揮しなければならぬ。

今どきの高校では、

プレゼンテーションを学ぶカリキュラムや行事もあるやに聞く。

ましてやその能力のひとつとして説明能力を問われる政治家にとって、

それこそ今の時代、避けては通れぬものだと、

私自身は考えている。

 

もっというと、

企画力や調整能力も問われる能力であると思うので、

まさにこういった議会報告会などを以下に企画として成立させるか・・・

ということは、

その能力をより直接的に問われているといえよう。

 

話はそれるが、

実は学校の教員というのは、

パソコンが使えなければならない。

お便りひとつ作成するにも、ワープロはもちろんのこと、

画像データの加工なんかもしなければならない。

成績処理を始めとする表計算も当然必要となる。

中には、何らかの説明会をするためにパワーポイントを使えなければならない。

更には、動画を編集する技能なんかも持っている教員は案外多い。

しかも、このコロナ禍を受けて、

子どもがタブレットを所持するようになったこともあって、

その必要性の広がりはとどまることを知らない。

それぞれの技能においてプロはもちろんいるし、

素人でも得意な分野というものがあろうとは思うが、

教員というのは、少しずつでもいいから、すべてできたほうがよい・・・

いわゆる器用貧乏が求められる職業であるともいえる。

 

・・・話がそれたように見えて実はそれてはいない。

政治家・・・特に市町村議会議員というのも同様。

それこそ国会議員は秘書を何人も抱えていて、

それぞれの得意な分野をうまくつなげることで、

政治活動を行っている。

当然ながら、状況によっては技能的にプロに直接依頼をすることもあるだろう。

そしてそれを依頼するだけの資金力もあるにちがいない。

ところが、市町村議会議員ともなると、

そうはいかない。

極論、人材もなければお金もない。

ましてや一個人にマルチな才能などあるわけがない。

でも、求められているのは、

それこそマルチな能力や技能であるので、

まさに学校の教員と同じく、

器用貧乏でなければならない・・・という変な事態になっている。

 

さまざまな市町村議会で、

議会を知ってもらうための議会報告会を企画実施している。

ここに至って改めておもう。

教員のときも、親であるときも子どもに言っていること。

思いだけでも、力だけでも、ことは成らない!

特に、思いだけあっても力がない場合というのは、

世の中、枚挙にいとまがない。

5月に実施予定の佐久穂町議会報告会も、

見に来てくれた方々に有意義な時間を提供できるよう、

下から横から、ささやかな器用貧乏で支えていきたいと思う。

 

明日、広報編集特別委員会開催

 

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