スポンサーリンク

議会への存在感と安心感を!

前回の記事で、

ついつい全体的な議会改革の段階について書いてしまったので、

もとに戻って現実の議会改革の話をしたい。

 

現在の佐久穂町議会は13人で議会改革特別委員会を作り、

議会改革を進めている。

全体像としては、

委員を6つのチームに分け、

1ヶ月に最低1回の議会改革特別委員会を開き、

全体会議とチーム会議を行う。

チーム会議で話し合った内容を全体会議で報告する。

チーム会議では、調査はもちろんだが、

具体的にどんな活動をしていくのかを話し合う。

これをサイクルのように繰り返していっている。

 

どんな話し合いや活動をしているかということも紹介したい。

が、そうは言っても私の所属するチームの話になる。

さらに今回は町民との関わりというチームについて・・・。

 

まず、町民との関わりというチーム名は、

ついこの間の会議で名称を変えた。

町民交流推進チーム。

 

で、まずチームでやったことは、

町民の集まる場に佐久穂町議会が顔を出させてもらうこと。

すでに記事にしたが、

民生児童委員OBで主に構成されるれい輪の会にお邪魔した。

こちらの話については次号の議会だよりで紹介がある。

1月は私が事務長をつとめている

佐久穂町地域いきいき健康クラブの定例会にお邪魔する予定。

2月は、佐久穂町文化財友の会の総会にお邪魔する予定。

 

こうやって

どんどん議会が町民と交流する場に出ていく・・・

という試行を行っている。

町民の方々には、

なにアタリマエのこと言ってんだ!

という思いもあろうと思うが、少し言い訳をさせてほしい。

 

実はこれ、

議会という団体で行うのは非常に辛いことなのだ。

逆に言うと、1人の議員として行うのはイイ。

問題は、そこで得た情報や課題を、

議会として聞いてしまうということ。

そして議会としての答えを返してしまうのと、

議員1人の意見を返答するのとでは事情が違うということ。

町民のみなさんが、議会が請け負ったと勘違いして、

議会は何もできないと判断されがちだということ。

正直なところ、町民のみなさんの要望というのは、

議員が聞いてもほぼほぼ叶えることできない。

 

そういった意味では、議員というのは、

尽力しましたが力不足で申し訳ない!

と謝罪する職業であるとも言える。

それはあくまでも議員の職責であって、

議会全体の職責にはなりにくいうということがある。

 

だから、議会として交流の場をもつということは、

少なからぬリスクがあると言わねばならない。

とはいえ、現佐久穂町議会は、

少なくとも町民交流推進チームは、

そのリスク以上の実施意義があると考えているわけだ。

特に、町民のみなさんに、

議会に対する存在感と安心感を得てもらいたい!

という思いがある。

 

他にも話し合いのアイデアとして、

議会報告会の開催や、

こども議会の開催などもある。

いずれにせよ、議会が何をやっているのかを知ってもらって、

町民が議会を頼ってきてくれるような道筋をつくりたい。

町民の代表が議会であるという認識を少しでもってほしい。

そういった思いを具現化するのが、

私の所属している町民交流推進チームだ。

 

他にも議会改革特別委員会は、

5つのチームを有していて、

それがそれぞれのテーマをもとに動いている。

私のブログでは十分お話できないので、

ぜひ議員をつかまえてお話を聞いてもらいたい。

まずは知ること!

知ることから感情は生まれていくべきであると、

私は思っている。

 

年末年始休載まであと1日

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました