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佐久穂町人口ビジョンその7!

前回に引き続き7回目。

今回も佐久穂町の人口ビジョンをもとに、

佐久穂町に限らず、

地域の・・・特に田舎の優位性について考えてみる。

とりあえず人口ビジョンの分析。

地域の・・・特に居住するという点においてのメリットは、

普通に考えて利便性が最優先される。

ただただ便利というだけでなく、安全安心も含まれている。

治安が悪いということは言うに及ばず、

人がいなさすぎても、抑止と補助という観点から、

安心安全の評価は下がっていくことを

私達は理解しなければならない。

 

素直に便利であるという観点からみても、

まずはルーティーンワークに関わるもの。

つまり、職場や学校への利便性が基本となると思われる。

さらに、日常の買い物や交通インフラへと視点が移る。

 

逆に、グラフの中にある

自然が豊か

という項目については、

産業についての優位点ならいざしらず・・・

・・・といってもそうでもないか・・・

そこに住むということになれば、

趣味以外の何物でもない。

多くの人は豊かな自然に触れるのは、

まぁぜいぜい2・3日で十分と思ってるに違いない。

豊かな自然が大好きなキャンパーとて、

そこには利便性という要素を率先して導入しているし、

手ぶらでキャンプ場へ・・・みたいなキャンプは、

まさに自然を対象として楽しんでいるということだと思う。

 

もっともっと深堀りすると、

いわゆる自然という考え方は、

当たり前のように整備された上での自然であって、

本当の自然ではない。

日本人はいつからか、

自然というのは管理下にあるものという認識が、

ごくごく一般的人なってしまった。

でも、いわゆる田舎の自然というのは、

管理下にある自然よりは随分とアルガママによっている自然。

これはもう住むという面において、

メリットたりえないように思う。

 

こう考えた時、

やはり田舎の優位性というのは、

住むということに関しては低いと言わねばならない。

いや、私がそれを断じなくとも、

人口の推移がそれを物語っているわけで、

そこをメリットとして考えようというのは多少の無理を要する。

 

産業という観点から考えても、

やはり観光業というところに着目されることになるが、

それとて、不安定極まりないものだ。

まさに、今度のコロナ禍によって、

情勢は流動的であるということを私達は学習した。

しかも観光業というのは、

投資に対するリターンの保障が少ない。

きつい言い方をすれば、ギャンブル性が高い。

しかも、無難であるという手法は、

すでにどこもかしこも実践しているので、

ほぼほぼ効果がないということも、

薄々気が付きはじめているのが現状だ。

 

逆転の発送ではあるが、

人口を増やすことに主眼を置くのをやめて、

今いる少数の住民が、みんな裕福になるような政策へと、

切り替えていったほうが良いのではないか?

ある予測によると佐久穂町の2045年の人口は6000人ほど。

この6000人がお金も心も豊かになるような、

そんな政策を推し進めたほうが、

総合的にみて住民のためになるのではないだろうか?

未だ、考えまとまらず!

 

中止、佐久平環境衛生組合視察研修

 

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