3月18日・・・未だに余韻が残る。
2日たって、改めて書くことにした。
3月18日、
私が中学1・2年生と担任していたクラスの卒業式があった。
私が、昨年度まで勤務していた佐久長聖中学高等学校は、
通常、中学3年生でクラス替えをした後、高校卒業までクラス替えはない。
もちろん文系理系に分かれる関係から、
高校の授業はバラバラになることが多い。
いずれにせよそういう形態で、継続性を持っていることから
卒業式という言葉は使わなくて、
修了式と呼んでいる。
ただ、そうはいっても私の持っていたクラスは、
スキルアップコースと呼ばれる特技を磨くことを中心としたクラスなので
高校へ進学すると中学までのクラスが解体されて、
高校から入学した生徒を含めて、新たにクラスが再編成される。
だからそういった意味で、
3月18日は卒業式という意味合いが強い。
また、そのクラスを含む学年、内部では20期生と呼ばれる学年は、
1・2年生まで、私が学年主任を務めた学年であった。
学習はもちろん、写生会・文化祭・体育祭。
一緒にキャンプも行ったし、
カナダに語学研修にも行った・・・。
日常の生活の中で、怒鳴りもしたし、なだめもしたし、
一緒に大笑いもした。
その学年の修了式。
そして担任をしていたクラスの卒業式・・・。
思わず目頭が熱くなった。
どいつもこいつも、いっちょまえのこと言いやがって!
先生のおかげですとか、
少しは大人になりましたとか、
先生が説教に使った表現をまだ覚えてますよとか、
先生が担任で、学年主任でよかったとか・・・。
・・・。
・・・。
あーーーーーー!!!
どうして、こうも子どもたちは!
ちくしょーーーー!!
わざと泣かせようとしてんだろーーーー!!!
おめぇらだって泣いてんじゃねぇぇか・・・ちきしょー・・・。
2週間前には、自分の以前受け持ったクラスの生徒が高校を卒業して、
それぞれの道に歩みを進めた。
そういえば、3年前の彼らの中学校卒業式の時には、
秘密で練習した合唱を、いきなり最後のお別れに聞かされたっけ・・・。
妻は、卒業式の日に、「はい、ハンカチ」って言って
バスタオルを渡してきやがったっけ・・・。
そのあとも
誕生日になると寄せ書きを集めてわざわざ持ってきてくれたっけけ・・・。
それ読んでると、彼らがどんな高校生活を送っているか、
容易に想像できたなぁ・・・。
私もこれで卒業。
お世話になった学校法人信学会や学校法人聖啓学園からの卒業。
私は君たちが自慢できる先生になるよ。
「こんなすげー先生に学んだんだぜぇ」って言ってもらえるのはもちろん、
君たちが人生に迷ったときに、
自分の信じる道を進もうと思えるための、
ひとつの手本や指針になってみるよ。
流されて生きるには、人生はあまりにも退屈で長すぎる。
人を幸せにするために自分のやりたいことをやるには、
人生はあまりにも短すぎる。
自分に言い聞かせながら、
その日、その言葉を、何度も何度も色々な生徒に色々な場面で言った。
私自身の、みんなと一緒の卒業式。
・・・ 町議会議員選挙の告示まであと17日・・・
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