佐久穂町の町長は改選後、
いくつかの町政の方針を示している。
その中でも大きなものの1つが、
佐久穂町立千曲病院の経営である。
現在の佐久穂町立千曲病院は、
佐久穂町の医療の重要な拠点となっている。
私個人としても、
町に公的な病院が存在することの安心感たるや、
町村レベルの行政に・・・
いや、町村レベルの行政だからこそ貴重なものだと思っている。
余談だが、あとは高等学校の存在や連携があれば・・・と思う。
そういった意味では、
民間に任せればよいという話ではないと私は判断する。
ただ、一方で、そして現実的に、
佐久穂町立千曲病院はいくつかの課題も抱えている。
もっとも目に見えて明らかなのが、
医師の不足・・・
それにともなう医療技術の不足・・・であろうと思う。
だから自動的に大きな診療所のようになってしまって、
素人目でも医療技術を売ることを中心とする、
そういった経営になっていないのではないか・・・。
これはそれこそ専門的な分野の方からすれば、
しょせんは私の勝手な推測だと言われても仕方がないが、
もしそうであるならば、ぜひ、
多くの人にわかるような説明をもらえたらありがたい。
こんな状況下であるからこそ・・・
ということなのだろうが、
佐久穂町長は千曲病院改革の一環として、
事務長を外部から任用した。
民間の経営手法を取り入れるためということだ。
新しく事務長に就任した方も、
自分の役割を十分に理解しているようで、
そういったお話を6月定例会中にも聞くことができた。
今後に期待したいところだし、
自分たちに何かができれば・・・とも思う。
そんな中で、
この6月定例会はたまたま、
佐久穂町立千曲病院の令和2年度の決算認定が提示された。
全員賛成で認定という結果になったが、
それでも町民の皆さんには数字は提供しておくべきだと考えて、
決算報告書・損益計算書・余剰金計算表・欠損金処理計算書・
そして貸借対照表を載せておこうと思う。
目がチカチカする・・・。
これを見て、ざっくり経営状況が理解できるように、
鋭意学習中。
額が大きすぎてやっぱり目がチカチカする。
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