2月16日は佐久平環境衛生組合の
最後の定例会が開催された。
今年度最後・・・というわけではなく、
本当に最後の定例会なわけだが。
今年度で佐久平環境衛生組合は終了し、
来年度からは、
南佐久環境衛生組合と合併をして、
佐久環境衛生組合として新しい歴史が始まる。
つまり、今年度で、
佐久平環境衛生組合の歴史が終わる。
言い方が大げさかと思われるかもしれないが、
実はそんな小さな?歴史を繰り返して、
全体のおおきな流れができているんだよなぁって、
改めて感じる局面だ。
そういう理由もあって定例会は、
令和5年度の予算案はなく、
令和4年度の補正予算と組合終了の手続き上の議案だけであった。
これも、なんだか寂しい限りだが・・・。
最後に議長が、
今回が最後の定例会であることを語られたとき、
確かに一種の感慨のようなものがあった。
そしてふと思い出してしまった。
小学生の時に国語の教科書に載っていた
『最後の授業』
最後に先生がビブラ・フランスと書いて終わる・・・。
もちろん著者のドーデがフランス人である。
しかも、舞台であるアルザス地方は、
どちらかというとドイツの地方というべき場所で、
かつ、話されていたアルザス語はドイツ語系の言語である。
だから、この先生が学校でフランス語を授業するということは、
征服した国が母国語の学習を強要していたのかもしれない。
・・・という状況であったとしても、
やはりフランス語の先生個人にしてみれば、
終焉に対する感慨があったに違いない
・・・と、今は思えている。
何かが終焉を迎えるということに、
大きい小さいはない・・・。
いつもそこには、
人の思いがいっぱい詰まっているということなのだ。
本日、佐久平環境衛生組合定例会
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