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佐久地域問題研修会後編あらため本編!

佐久地域問題研修会に参加してきた。

場所は川上村文化センター。

講師は信州大学学長濱田州博氏。

内容は、信州大学の概要と取り組みについて。

 

ご存知のことと思うが・・・

というか、それほど私個人に興味を持たれていると恥ずかしいが、

なんと信州大学は母校!

信州大学教育学部卒業。

ちなみに、そのあと大学院まで進学したけど、途中退学した。

 

だから研修前は、なんだか、1人で勝手にこっ恥ずかしくって・・・

なんだか落ち着かない気分だった。

 

さて信州大学とはどんなところでどんなことをやっているのか。

 

信州大学って有名なタコ足大学で、

教育学部・工学部は長野市、

経法学部・理学部・医学部・人文学部は松本市、

繊維学部は上田市、

農学部は伊那市・・・の近く。

長野県各地に広がっているので、

在籍当時は、めんどくさいという感覚しかなかったが、

これはこれで、現在は武器にしている様子がみられる。

大学地域貢献度ランキングというものがあって、

2012~2015年まで連続1位だったり、

同一県内中小企業との共同研究実施件数も全国2位だったりする。

更に現在では、タコの足を飯田市にまで伸ばして、

航空機システム共同研究講座というサテライトキャンパスを設置しているという。

私が在籍した頃は、

大学を1つにまとめればいいのにって考える人が多かったし、

私なんかも、当時、工学部と教育学部を1つにして、

長野市の松代に移転すればいいのに・・・なんて妄想もしていたりした。

でも、今はその逆を行っているんだ!

これは卒業生ながらちょっと驚いたし、感心もした。

 

前回の序章の話じゃないけど、

やっぱり価値観ってそれぞれがそれぞれに生み出されるものなんだよね。

もちろん規模は大きい方が生産性は高くなるとは思う。

でも、そうじゃないやりかたがあるってことだ。

 

濱田学長が言っていた印象に残った言葉。

「昔は地方大学はミニ東大を目指していたんです」

これって、今でも行政のあり方を端的に示す言葉だ。

周りがやるからやる。

周りがやったらやる。

周りがやってもやらない。

基準が周りの様子にある。

「周り」のところを「国」や「県」に置き換えてもいいかもしれない。

でも、「ミニ東大」ではうまくいかないんだって!

 

私の住んでいる地域の衆議院議員が、

自分の党の代表戦に出馬しようと決めて行動した。

党や、その個人の考え方について、思う所はないが、

でも、これだけは実感した。

人の、とりわけ政治家の大きさを表す資質の1つが、

責任の発生する決断をして行動に移す能力だということ。

そう思うからこそ、私は彼に惜しみない敬意を表したい。

 

今の政治に関わる人が、行政であれ立法であれ、司法であれ・・・、

「ミニ東大」をめざすのではなく、

責任をおっても決断をするような資質をいかんなく発揮してほしいと思う。

そして、その決断に対して、

我々、国民や住民がやはり責任をもって、賛否を表明するようにしたい。

もちろん、私はその両方を行動で示すべきだ!

 

実は信州大学のあり方は、

そういった資質が発揮された結果だということ。

それを研修を受けた我々が、

一番感じなければならないことなのだろうと勝手に思っている。

 

9月定例会まであと15日

 

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