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Stand Alone の集合体のチームワーク!

全員協議会での話の続き・・・

これで3回分のブログをつかうことになる。

ちょっとした3部作・・・んなわけないか。

提案したうちの佐久穂小学校の議会見学は、

直前の記事をお読みいただきたい。

ということで、それ以外の話。

 

まずは、広報編集特別委員会から提案された、

議会報告会についての企画。

ここに関しては、焦点が2つある。

 

1つは議会報告会を実施するか否か・・・ということ。

これについては、

1つ前の佐久穂町議会では、

特に当時の2期目以上の議員に完全否定されたという経緯がある。

私も、いわゆる普通にイメージする報告会の開催については、

正直、いかがなものだろうと思っている。

なぜならば、報告会という言葉の持つイメージで行くと、

きっとその会は、

議員が住民に町の方針を伝えるだけになってしまうからだ。

それこそ、その話ならば、

佐久穂町役場が行えばいいと思っている。

 

ただ、一方、

私のイメージする佐久穂町議会の将来像には、

確かに佐久穂町民と議会がコミュニケーションをとる場を考えている。

それは報告会というよりも、

むしろワークショップのような意見交換会のようなイメージだ。

もっというと、

議会のジャンル別サポーターとも言うべきものをつくり、

それぞれのジャンルに興味のある町民と意見交換を行う

という場というかシステムを意図している。

これならば、

興味のある分野に関してのみ参加できると思うし、

そこで議会活動や町の政治に興味を持ってもらえれば、

議員不足解消の・・・ささやかではあるが、一助になるかもしれない。

少なくとも、議会を含め、町の政治に、

興味を持ってもらえる人がふえるのではないか・・・と思っている。

 

だから、名称はともかくとして、

佐久穂町議会はもっともっと自分から出向いていって、

町民の考えを知り、

自分たちの考えを知ってもらう機会を持たねばならぬ。

 

確かに、それは議員個人の政治活動であるといわれれば、

それは全くそのとおりなのだが、

政治家いち個人の是非ではなく、

今問われているのは議会システムそのものであり、

そのシステムに内在する、我々、地方議員であるわけで、

そこにはきっと、

誰よりも優秀で票を取れる政治家でありたいという一方、

全体を底上げしなければ、政治家自身の立っている場所がなくなる・・・

という本末転倒なジレンマが含まれているのは皮肉なことだ。

 

まぁ、私はそんな偉そうな政治家を目指しているわけではなく、

佐久穂町がよくなるための実行をともなう

そんな、せいじやさんでありたと、のぞんでいるから、

このブログの題名もそうなっているわけだが・・・。

そういう観点からすると、

優秀な政治家がどしどし増えてくれる方が、

私としては嬉しい限りなわけだ。

 

話が遠くまで来てしまった。

で、結局の所、この企画については、

これからの議題に載せて検証していくというところまでは、

全体の認識を得ることができた。

 

ちなみにもうひとつの焦点は、

誰がそういった企画を運用するのか?

ということ。

ここについては、広報編集調査特別委員会がやっていこうと、

特別委員会内では意見の一致ができている。

あとにも書くが、

そういったことを事務局に押し付けるのは???

と思っているし、

自立した議会をめざすならば、

実働部隊がその内部に存在していなければならない。

 

2つ目は、以前からも計画がささやかれていた、

議会のようすのサテライト放送。

茂来館で議会のようすをライブ中継するという企画だ。

これについては、やはり広報調査特別委員会から形式的には提示したが、

実質は、須田芳明議員のアイデアによるところが大きい。

こちらのほうは、

早速、6月の定例会から実施してみようということになった。

Zoomを利用したリモート放送らしいので、

技術的、機材的には少しはお手伝いできるのではないかと思う。

 

3つ目は、視察研修特別委員会のあり方について。

これも、いろいろな意見があったが、

佐久穂町議会がタブレットを導入した件もあるし、

いまのこのコロナ禍で、

視察研修というのも・・・ということもあって、

おおむね了承を得たかたちになった。

つまり、視察研修特別委員会は、

視察研修だけにとどまらず、

ひろく研修に関わっていくということ。

必要な研修についての情報を集めて、

企画して提示することができるということだ。

 

私としては、

なぜ議会議員は事務局に実務を預けてしまうのか?

とっても不思議だった。

預けるならまだしも、押し付ける感じを抱いていた。

そこまでいうなら自分でやればいいのに・・・って純粋に思う。

言うだけ言って、下に対して、あとよろしく!みたいなのは、

私個人はとっても嫌いだ。

いわゆるダメ上司の典型じゃなか!

ましてや、自分でできないことを他人に押し付けるなど、

言語道断!

お願いをするならまだしも・・・。

そもそも政治家はふんぞり返るほど、偉くないから。

住民に選んでもらって、その意を汲んで、

公正に税金の使いみちを精査するだけであって、

なぁーんにも社会的生産に寄与していない存在だ。

・・・人っていうのはどうしても、

まわりにチヤホヤされると、

勘違いしてしまうものなんだろうなぁって思う。

 

あぁ、またそれてしまった・・・。

いずれにせよ、私の思いは、

佐久穂町議会の全体的な向上・・・

というと差し出がましいが、

できるなら排他的他罰的にならず、

それぞれがそれぞれを尊重し合って向上しあえるような、

そんな集団になってほしいと思っている。

 

私が中学生の担任をしていたころのクラスのスローガンは、

Stand Alone であった。

各人の最大のパフォーマンスの発揮が、

総合的に集団のチームワークとなり、

集団の最大のパフォーマンスになるという考え方。

その考え方をもっているから、

特に佐久穂町議会にもそういった考えを持ってしまうのかもしれない。

そんな考えに沿って、

私が最大のパフォーマンスを発揮することが、

佐久穂町議会のパフォーマンスを上げるきっかけになるのではないかと、

密かに思っているわけだ。

 

6月定例会開会まであと7日

 

 

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