いままでこのブログではあまり触れてこなかったけど、
思うところがあったので、
少し触れておこうと思う。
いわゆる選挙違反報道にかかわることだ。
ここ最近だと、
国のレベルについては広島の衆議院議員のお金配りからの補欠選挙や、
是非はわからないがスーパークレージー君議員の件もあったり、
気がつけば、
佐久穂町議会も選挙違反による書類送検が報道された。
少し遅れて、飯田市議会議員選挙でも選挙運動期間前に、
事前に選挙活動を行ったとの疑いで調査されている件もある。
まず、確認しておくべきことは、
私は新聞を始めとする報道の内容以上のことは
全く聞かされていないし、知らない。
それがたとえ元佐久穂町議会議員の件についてもだ。
議会の中で選挙違反に関わる正式な報告は今のところないのが現状。
私としても、すでに議会で辞職の承諾がされている議員でない個人についての、
詳細な説明は求めるところでもないし、
あまりその必要性も感じない。
報道されている内容で、自分を律するには十分である。
そもそも私は、教育の世界にあって、
とにかく他罰的であることのデメリットを強調してきた。
それは、
ひとのせいにするというレベルの程度ではなくて、
時として人は正義である信念を振りかざして、
排他的・他罰的・攻撃的・不遜的になることがある。
特に私も含め人格者ではないのが普通で、
ともするとそういった見苦しい言動や態度を、
なぜか自信満々で行ってしまうことが往々にしてある・・・
というレベルでの話だ。
それがわかっているから、私は常に気をつけるように、
自分を戒めているし、子どもたちにもそれを戒めている。
だから今回のことも、
自分を戒めること、
法が適切であるいう仮定のもとで、
システムとして違法行為に陥らないための改善を検討すること・・・を
自分に課すだけで基本的には十分だ。
ことの顛末や善悪の判断は、社会システムの中では、
法とそれを司る裁判所が行うことであって、
私が行うことでも、マスコミが行うことでもない
・・・と私は考えている。
そもそも価値観とは、
武器と同じ道具としての性質をもっていること
を、私たちは忘れてはならない。
勝ちはさやの中にあり・・・とは居合でよく言われる言葉のようだが、
まさにそれで、抜かずして勝つことの大事を伝えている。
近代最強兵器である核でも、使用することよりも、
その抑止力にこそ武器としての利用価値があるということもある。
価値観とはつまりそういった性質を持つのではないかと思うわけだ。
だからむき出しにして価値観同士で切り結ぶなど、
もうすでに泥仕合になることは見えている。
勝敗が決まったとしても、
優劣が決定するだけのことで現実には何も変わらない。
増えるのは、
自尊心の過大評価と相手から買う不満不評恨みだけではないか・・・。
・・・だいぶ話があっちこっち・・・。
で、最初の最初に書いた思うところ・・・という本題に戻らなければ。
なぜこの関係の話に触れようかと思ったのかというと、
じつは、自宅に、
NHKからと共同通信から電話がかかってきたからだ。
まず、基本的に電話をかけてきた人が、私には、
本物のNHKや共同通信の人なのかが電話口では確認できない。
まぁ、直接訪ねてこられてもこまっちゃうし、
名刺を渡されたとしても、そんなものは紙切れで何の証明にもならないんだが・・・。
さらに2社とも、私本人がどういった人物だかを、
私本人にしっかりと確認しなかった。
むしろこの2点だけでも、失礼というよりは、むしろ心配になる。
電話で聞かれた内容は後で書くとして、
さらに電話を切ってから心配事が思いつく。
この電話をかけてきた2人は、
私がもしなにか情報を提供したとして、
個人の確認もしていないのに、
どうやって情報の真偽を確認するんだろう?
というか、もしかして確認が不十分のままでも、
報道にのせてしまうのか?
いやいや報道の命綱は、情報の裏とりだろ?ちがうのか?
やっぱり、さすがにそれはないか・・・
でも・・・という心配がふとおそってきた。
ちなみに、先にも述べたとおりこのことに関して、
私は新聞を始めとする報道以上のことは知らない。
また報道機関に対して、
知ったかぶりをして推測で語るほど自己承認欲求が高いわけでもない。
だから話すことは何もなく、
2人の電話をかけてきた人には皮肉な言い方だが、
無駄な時間と誤報の危機回避を提供できたと思っている。
ちなみに聞かれた内容は、
辞職議員はどの会派であったか?
ということが目新しいところだった。
佐久穂町議会には、共産党や公明党所属はあっても、
佐久市議会のような会派はないことを伝えた。
さらに聞かれたのが無尽の会とはなにか?ということだった。
・・・いや、そんなのインターネットで検索すれば出てくるだろ・・・
とは思ったものの、
私は名古屋出身であるためこちらの文化に詳しいわけではないので、
無尽がどのような組織なのか詳細にはわからないことを伝える。
さらには、メンバーですか?知り合いはいますか?と質問がくる。
いや、メンバーではない・・・
というか、私の認識では色々と無尽と呼ばれる形態の組織はあるだろうし、
いったいどこのだよ!とツッコミを入れたくなるが、
まぁ私は全くどこの無尽とも関わりがないので、
ありがたく、いいえと答えた。
この質問内容を改めて書いてみても、
老婆心ながら・・・大丈夫か?って思ってしまう。
純粋に心配だ。
いい仕事ができるようになるといいな・・・って
応援したくなってしまう・・・まである。
まぁ仕事で上の人から命令指示されて電話をかけてきているんだろうけど、
最近、そういう電話に対して同情すらしてしまう自分がいる。
もっと、自分らしく生きてくれ!って。
ってかさ、
嫌な仕事を押し付ける上司って一定割合でいるよね。
仕事を振り分けるのは上司の仕事だけど、
それは効率を考えて、より有効に運営するための振り分けであって、
自分が嫌だと思う仕事を他人に振る権利を持っている訳ではないよ?
昔、俺はもっとうまくやってたぞ!
ということを言う上司ってこれまた必ずいるけど、
うまくやれるならば、そこは上司本人がその仕事をやったほうが、
全体的に効率が良いんじゃないのか?
なんて、意地悪なことを思ってしまう。
そこでまた、一定割合の上司は、
教育なんて言葉を価値観の武器のように振りかざす。
本気でやめてもらいたいわ・・・。
つい、愚痴った!
いずれにせよ、2本の報道機関から電話があって、
なれてないからとても焦ったが、
妄想世界であったとしても、
他人のふりみて我がふり直せ・・・で
とっても参考になったできごとだった。
5月全員協議会まであと12日
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