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佐久穂町防災を考える日をつくろう!

5月12日の15:00から茂来館とZoomにおいて、

佐久穂町被害調査報告が行われた。

主催は信州大学工学部吉谷研究室。

 

令和元年の東日本台風の被害を、

中央大学の土屋十圀氏が

佐久圏域における佐久穂町の水害実態と課題を、

そのあと信州大学の吉谷純一氏が、

土木学会による千曲川災害調査の概要と、

アンケート調査による避難の課題について話をしてくれた。

少しむずかしい話だったが、

こちらにその時のZoom録画がアップされる予定。

5月13日の段階ではまだアップされてないみたいだが、

興味のある方はそちらを訪れてほしい。

 

この中で特に興味があって質問したのだが、

いわゆる避難に関する対応の状態と課題だ。

まさにタイムリーというか、

5月20日から災害時の避難情報が更に変更になるわけだが、

いかに命を大事にする行動をとってくれやすいか?

という課題にここ最近、日本は向き合い続けている気がする。

そんな中で、

私としては、広い意味での避難訓練について、

避難についての啓発ができる方法についての知識や事例を知りたかったわけだ。

 

両先生からは、よくわからないという前置きをした上で、

マイタイムラインについて教えてくれた。

 

マイタイムラインとは・・・

国土交通省のホームページによると、

市区町村が作成・公表した洪水ハザードマップをつかって、

どういうタイミングで避難することがよいのかを、

家族と一緒に日常的に考えるものだ。

 

それこそ、9月1日に地区の避難訓練を行うのに加え、

10月6日ぐらいに佐久穂町防災を考える日つくり、

町からマイタイムライン作成を促すように啓発活動を行い、

家族で避難指示や連絡方法などを確認する日にするのを提案したい。

おそらく、避難訓練以上の効果があるのではないかと思う。

佐久穂町独自の日であることも相まって、

住民の記憶をつなぐこともできるのではないだろうか。

 

私は、どうしても過去の分析やその是非、善悪よりも、

次のステップとしてできることはなにか?

を、常に考えてしまうようだ。

だから、佐久穂町が経験をした東日本台風災害を、

今後の佐久穂町民が利益を得るように、

もしくは不利益を得ないように、

利用する手はないか?を考えてしまう。

ぜひ、これを読んだ役場の人が、

防災の観点からアイデアとして取り入れてくれると嬉しい。

 

5月全員協議会まであと13日

 

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