インターネット上で地方議会を検索すると、
いろいろなおもしろ話・・・
いや、おもしろくないか・・・な話が発見できる。
そもそもインターネットという媒体が、
過度に読み手の能力を必要とされるものなので、
つまり、情報が
虚実混合にして玉石混淆
なので、話半分でお読みいただきたい。
そもそも議会の仕事について知ろうと思って調べ始めたが、
いやぁ、これがまた、変な話しか目に飛び込んでこない。
議会は議決をすることが仕事。
議決をする前にその是非などを理解しなくてはいけないので、
いろいろなことを知らなければならない。
だから、行政側に質問をすることが仕事。
変な言い方だけど、
行政の仕事に町民の代表としてのお墨付きを与えるのが仕事。
小中学生に伝えるならこんなところかな。
で、目に飛び込んできた変な話。
例えば、議員定数が63の県議会。
年間質問数を40に制限しているらしい。
読んだ記事が2015年のものだったから、今はどうかわからない。
質問したくてもできない議員がいるということ。
時間の関係かなぁ・・・。
かと思えば、議員定数が48のある市議会は、
1年間にひとり2回質問しなければならないというルールを決めている。
いやぁ、いいことじゃないか。
と、一見思うけど、見方を変えると、
質問が多い、つまり熱いタイプの議員に質問を2回しかさせない、
というルールにも見える。
以前、中学生の子どもたちに指導したことがある。
ルールというものは、
それを守っていく中で、他者との共通のマナーとして実践し、
そのマナーを実践する中で、自分のモラルへと磨き上げる
そのためのものなんだよって。
でもこれでは、子どもたちに伝えているルールとは違うもののように思える。
もっとすごいのは、
議員定数11のある町議会だ。
一般質問なしの記録保持議会だそうだ。
つまり、議員は一般質問をしないで議会を運営しているらしい。
その記録が今も続いているのか、さすがに終わったのかは知らない。
もはや、質問しなくても何でもわかっちゃうすごい人たちの集団と善意で考えることにも無理がある。
我が町の『議会だより』を見る限り、
この町の町議会は大丈夫そうだが、
現実問題として町議会のあり方、存在意義そのものに
転換の時期が来ているのだろう。
いずれにせよ、
子どもたちに伝えるようなことを実践できる
少なくとも、実践しようとする大人でありたいと私は思う。
それが、唯一、我が子に対する親としての誇りになりそうだから。
・・・ 町長選・町議会選の告示まであと64日 ・・・
コメント