5月8日に長野県PTA連合会の引き継ぎ会をZoomでおこなった。
コロナ禍の影響もいよいよ日常化してきて、
インターネットを利用した会議なんかも、
ごくごく当たり前の雰囲気になってきている。
よく言われるWithコロナとかAfterコロナ。
コロナがよっぽど衝撃的なできごとだから、
こういった呼び方がされるのだろうが、
歴史上、衝撃的な転換期はいくつもあったわけで、
そのときWithとかAfterとかを意識していただろうか・・・。
ほら・・・たとえば、
With蒸気機関とかAfter蒸気機関とか・・・
いわゆる歴史的大転換期の代名詞である産業革命などのときは
どんな感じだっただろうか。
これっていわゆるSociety 5.0の話に直結する。
ちなみにSocietyというのは未来社会のコンセプトのカテゴリーで、
5年ごとに発表されている科学技術基本計画の、
第5期でキャッチフレーズとして登場した言葉だ。
狩猟社会であるSociety 1.0、農耕社会であるSociety 2.0、
工業社会であるSociety 3.0、情報社会であるSociety 4.0・・・
そして、デジタル革新社会であるSociety 5.0へと向かっていく。
それがたまたまコロナ禍というきっかけを得て、
現実とのリンクが強くなっていっているのだと思う。
さて、そんなことを意識せざるを得ない状況下の、
長野県PTA連合会の引き継ぎ会。
今までの事業を引き続き行ってきたのでは、
対応できない局面まで来ている。
というか、今までの事業ができないという・・・
そもそも根本的な問題をはらんでいるのが今現在である。
そんな中で熊谷会長は、
キャリア教育とICT教育のサポートを、
あらたな重点項目として据えようとしているとのことだった。
また、PTA活動をSDGsとリンクさせることも考えているようだ。
全くの大賛成だが、
この目的に見え隠れするのは、
実はサポートされる子どもたちの問題ではなく、
親である我々大人の学習不足の問題なのだと改めて思うわけだ。
キャリア教育であるならば、
そもそも親はキャリア教育を特定の分野で断片的にしかできない。
なぜなら親は自分の関わる特定の職業しか理解できていないからだ。
ましてや、
コンビニからはじまって携帯ショップ・・・最近ではYoutuberなど、
そもそも知らない職業がどんどんこれからも出てきている。
親である今の大人がその職業のことを子どもに伝えることなど、
ましてや、特定すぎる業種の教員がそれをすることなど、
やりたくてもできない・・・ということぐらい誰でもわかる。
ここにキャリア教育の穴があることは明白で、
そしてそこにあるのは、
子どもたちの問題ではなく、
それを伝えるきっかけをつくる
私たち大人の学習不足の問題なのだ。
また、ICT教育については、
実感できている通り、子どもたち・・・
特にZ世代やα世代にその利用頻度でかてるわけがない。
SDGsに至っては、
今の子どもたちは学校でそれを学んでいるが、
われわれ大人は報道で知る程度・・・
中には全く説明できない人もいるに違いない。
となると、
今後のPTA活動というのは、
大人である親が、自分の子どもと関わるときに、
子どもたちと関われるだけの知識や技能を身につけることに、
実は終止されるのではないかと私は思っている。
持続可能な開発目標Sustainable Development Goalsでは、
誰ひとり取り残さない社会を目標とするが、
それはもしかしたらそれは、
PTAという団体にとっては、
子どもたちを取り残さない・・・のではなくて、
子育てに関わる大人・親を誰ひとり取り残さない・・・
といえるのではないだろうか。
まさにPTA活動が支えなければならないのはそこであって、
子どもを不幸にしてしまうような可能性をもつ大人を
誰ひとり取り残さずに今の時代に対応できるようにすること!
それが今後のPTA活動の本質になっていくような気がする。
佐久穂町被害調査報告会まであと3日

コメント