佐久穂いきいき健康クラブの活動に関わるようになって、
2年ぐらいが経つ。
私自身が健康に留意してないことがバレバレの体型と、
とても健康とはいえない健康診断結果をしているので、
本当に心苦しく思う。
が、私個人のことはさておき、
佐久穂いきいき健康クラブ自体は良い活動をしていた。
毎月の定例会はもちろんのこと、
団体でコンテストに出向いたり、
佐久穂町内でもイベントを実施したりしていた。
それなりに、
健康に関する意識向上に貢献できていた気がする。
ところが、このコロナ禍・・・。
人は1ヵ所に集まって活動するということがほぼなくなった。
でも、誰も経験則として知っている通り、
ちょっとめんどうなことや苦しいことは、
集団の力を利用しなくては継続は難しい。
学生の頃、運動部の活動でがんばれた日々が、
それを証明している人は多いのではないだろうか。
それができない!
DX・・・デジタルトランスフォーメーション・・・
とまではいかないが、
コロナ禍の最有力の打開策として、
唯一かのように言われているものがそれだ。
そこまでとはいかないまでも、
いわゆるリモートワークとかオンラインとか。
そちらの方向へ、
むしろ今がビジネスチャンスとばかりに爆進している。
が、それは、それらの技術が、
それでも自然に受け入れられる世代に限られているのが現実。
それこそ健康づくりが目前に必要とされている年代・・・
60代や70代の方々は、
そのハードルの物理的精神的に高いこと高いこと。
佐久穂いきいき健康クラブも
Youtubeチャンネルはもっているし、
こういった動画のアップもおこなっているものの、
大半の方々がそれを視聴すること自体のハードルの高さがある。
かといって、
別のアイデアがなにか浮かんでくるわけでもない・・・
しかも、コロナ禍の前までは、
健康は維持増進をするものだ!
という、実際に活動するかどうかは別として、
意識が世の中を包み込んでいたのに対し、
今は、
健康はウイルスから守るものだ!
という、防御姿勢的な意識にガチガチに固められている。
まさに、戦国時代さながらの籠城戦の気持ちだ。
ところが、古来、籠城戦というものが、
援軍を頼みにしているのと同様に、
この状況の防御姿勢というものは、
やはり何かによるウイルスの驚異の払拭という援軍だのみなのだ。
援軍がこなければ城の食料はつき、干上がってしまうように、
健康も同様の結末を迎えることになる。
打開の方法は思い当たらないでもない・・・。
少人数による活動の連携。
つまり健康維持増進をする小グループの編成を行い、
それを上手にリンクさせる。
大人数を集めることで得られる錯覚の効果はほとんどないが、
それでも籠城戦時のゲリラ戦ほどには、
意味があるような気がする。
とはいっても、それを実際に構成するとなると、
そこはそれでハードルが高いのだが・・・。
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