議会だよりの臨時号ができたので、
第3回議会報告会に参加していただいた、
北部消防署の高瀬署長に、
それを届けに行くついでにあいさつをしてきた。
またまた、いろいろなお話をきけることになったのだが、
今回の記事では特に消防署の自作看板について書く。
現在、北部消防署に飾られているのは、
名探偵コナンの絵。
その前は、北斗の拳の絵をアレンジしたものを思い出す。
私は小学校のころ、
愛知県豊明市に住んでいたのだが、
その豊明市消防署にも同じような看板があったのを覚えている。
そんな昔からの記憶だから、
消防署はそういった看板を設置しなければならない・・・
もしくは、その看板のコンテストなんかがあったりする・・・
そういうものだと思いこんでいた。
これはどうも間違いのようで、
純粋に火の用心の啓蒙のために実施していたようだ。
改めて考えてみると、
最近、そういった消防署の看板をほとんど見ない。
このあたりだと北部消防署ぐらい・・・。
以前はあれほどあったのに・・・という印象なのだが。
話を聞くに、
やっぱり版権・著作権の問題が一番大きいらしい。
北部消防署にある現在の名探偵コナンの絵。
小学館からは一応はOKをもらっているものの、
原画を改変するのはNGだという条件がついているとのこと。
原画の改変といえば、
以前の北斗の拳のときは火消し道具をモブキャラが持っていた。
ああいった原画の改変はダメだということらしい。
じゃぁ、北斗の拳はどうだったのか?
さすが佐久市と北斗の拳、親密な関係だと思ったが、
それでもかきあがった看板に対して、
表示期間が限定されるという条件が付与していたとのこと。
版権や著作権。
そんなに簡単な問題ではないらしい。
北部消防署では、
次・・・どうしよう?
と、本気で悩んでいるという。
版権や著作権に対してフリーであることを重視して、
オリジナルの絵でいこうかとも考えているようだが、
正直、あれをよく見ている私のような人からすれば、
次は何が来るのだろう?
という、期待感に対して、
少し斜め下の方向性になる気がする。
だから、北部消防署は悩んでいるんだろうけども・・・。
いっそのこと、手間もかかるし・・・
やめるのもありじゃないか?とも思ったが、
北部消防署を建て替えた際に、
看板を掲示する施設も作ってしまったとのことで、
それはなかなか難しいらしい。
私個人としても小さい頃から見てきた、
消防署といえば啓蒙看板
というノスタルジーが消えてしまうのも悲しい気がする。
・・・ノスタルジーでお腹はふくれないけどね。
本日、広報特別委員会活動
コメント