10月24日の土曜日、長野市信濃教育会館で、
長野県PTA連合会母親委員会主催の、
陽だまり懇談会が実施された。
ここ2年ほどは、
郡市PTA連合会との共同開催を行ってきたが、
残念ながら今年度はそれがかなわず、
長野県PTA連合会母親委員会単独での開催。
このコロナ禍の中で見直す機会となった
家庭教育について。
これを基本的テーマに据えて、
ワークショップ形式で意見交換を行った。
当然ながら感染拡大予防につとめるため、
参加者は、各郡市PTA連合会の子育て委員長を中心に、
人数を絞って実施した。
その結果、ワークショップでは、
ファシリテーターをのぞき1グループ3人程度となった。
様々な意見が出され、
それを参加者が各郡市PTA連合会に持ち帰って、
PTAの活動としてどう利用していくかなどの、
具体的なアイデアや活動目標が
各人から示されたことは、
この会を開催したことに意味があったと感じられるものだった。
さて、家庭教育・・・。
あくまでも個人的意見ということになるが、
そもそも教育という言葉自体が家庭とマッチングしづらい印象。
教育というものを言葉通りイメージしたとき、
そこには教え・育てるというような訓読みによる分解が可能。
実際、多くの人が教育というものをこのように理解しているに違いない。
一方で、学習という言葉もある。
これは学び・習うという訓読み。
このような解釈の中で、
教育と学習をとらえると、
どうしても主語になりうる立場が明確に二分化してしまう。
教育の主体は親や教師、
学習の主体は子ども・・・といった風になる。
となると、家庭教育というのは、
家庭環境において親が子どもに何かを教える・・・
といった解釈のもとでそれを考察することになりやすいが、
すべての親が理解している通り、
親にとって教育をする立場ほど、
不慣れで、難解なものはない!
つい親も子どもも感情的な面が前面に押し出されて、
教育どころの話ではなくなってしまうのが関の山。
私もそんな親の1人だから、
さて家庭教育と言われてもなぁ・・・
と戸惑いを隠せない。
とはいえ、
学校教育から離れた状態を経験した親と子どもは、
この機会に、
そういった根本的なことを見直す必要に
せまられているのも確か。
そこで、せっかくの機会だから家庭教育について
私なりの提言をしてみようと思う。
まず、大前提を忘れないようにしたい。
子どもは
親の思うようにはならず、親のするようになる・・・
ということ。
さらには、私個人の理解の根幹である、
他人と過去は変えられない・・・
ということを加味する。
そうすると当然ながら家庭教育で行うべきは、
子どもの環境を整えるための親の自己改善!
いや、別に今のままで十分と思えばそのままでいいが、
そうでないのならば、
子どもに改善をもとめるためにすることは、
まず、自分がそれを体現して示してみること
だと考えるべきだ。
それならば、やりようはいくらでもある。
さて、これではあまりに投げっぱなしなので、
もうひとつ、ふたつ。
それは、
子どもに集団に必要とされる役割を提供すること!
この場合の集団とは家庭・家族ということになる。
子どもの承認欲求を満たしつつ、
役割を与えることで自己学習の機会を増やす。
少なくともよりよく役割をこなすといった、
学ぶ動機を、家庭内につくることは必要なことだ。
まちがっても、
単発の仕事を与えるだとか、
なにかの一部分を手伝わせるといったことと、
大人側が混同してはいけない。
集団に所属している満足、
認めてもらえるという満足を得るための機会と意識すべきだ。
そしてその活動に対して、
様々な試行錯誤、方法論的な試行をさせること。
つまるところ、
大人側の忍耐力が試されるということになるわけだが・・・。
これが大人側にとっては最大の問題点。
そう、家庭教育にとっての問題点はこどもにあるのではなく、
親である大人側にある!
ごちゃごちゃにされたあげく、
うまくいかなかった尻拭いをするぐらいなら、
最初から自分でやったほうが楽!
と、大人側はつい思ってしまうが、
そこは教育だと割り切って、じっくり腰を据えて見守るしかない。
もちろんアドバイスをしても構わないとは思うが、
命令口調になってしまうと、
子どもの思考は停止し、満たされるものはなくなってしまう。
これでは本末転倒だ。
家庭教育がいかなるものかはまだまだ理解不能だが、
それでも私が大事にしたいものはある。
まとめると、
役割の提供と経験の保証
これは私にとって、別に家庭教育に限ったことではなく、
どの教育の場面においても、
教育の根幹的な手法として意識しておきたいことだ。
雑にいろいろ書いてしまったが、
ちょっと共感してくれた人は気に留めつつ家庭教育をしてみてほしい。
私たち大人や親にとってもそれは、
役割を持ちながら経験をためているのだから。
全員協議会開催まであと5日

コメント