まずは8月18日の記事を見てもらいたい。
全員協議会で説明された、
プレミアム商品券についての記事・・・。
なぜ全員協議会で説明されたのかというと、
予算執行の関係から、
専決処分をしなければならないからだ。
これについてはいくつも焦点がある。
そもそも議会の賛成を得なくとも、
専決処分という制度を使って、
首長が議会を無視して独裁的に運営できるという・・・
このシステムの穴。
緊急のための救済手段が、
こうやって使われてしまうこともある。
実際に、鹿児島県阿久根市では、
市長が議会を招集しないまま専決処分で運営していたという、
嘘のような本当の話もあるぐらい。
また、議会としても招集されなければ議会が開けない・・・
というなんとも自発性の乏しいルールで運営されている点も、
見逃せない。
これを解消するには、いつでも会期中・・・
つまり通年議会にするしかない。
それらについてはいったん脇に置いておく。
8月18日の記事を見た上で、この新聞記事!
これ、8月27日の信濃毎日新聞の記事。
これについて2つ・・・。
1つは当日、行政側に意見として、
子育て世代の保護者としては、
せめて3月末までの利用期間にできないか?
という話をした。
入学直前ということもあるし、物入りは3月だろうという、
私の意見。
これについては受け入れられなかったようだ。
問題はもう1つ・・・。
実は全員協議会で説明を受けたさい、
商品券を購入できないぐらい経済的に苦労をしている人への対策は?
という話の中で、
それらに該当する人については、7500円分の商品券を配布する予定。
という解答を得た。
???
あれ・・・信濃毎日新聞の記事では15,000円分になってる。
配布される範囲についても、
全員協議会で説明されたものと違うような・・・。
正直、受けた説明よりも、
住民に手厚く支給されるという方向への変化なので、
・・・特に子育て世代や子どもを応援したい私としては、
かなり良い方向への変化なので、
感謝感謝なわけだ。
本当に素晴らしい対応であると思う!
だからといって言わないわけにはいかない。
全員協議会で受けた説明は一体なんだったのか?
説明されたことに対して、
採決されることのない全員協議会で、
専決処分の説明をおこなったあげく、
次に新聞で見たときは、その説明と異なっている・・・
そんなことがあっていいのか?
・・・いいのか・・・な?
・・・いいのか・・・。
仕方がないことかもしれない。
だって専決処分なんだから。
でも、全員協議会に呼ばれて説明を受けて、
蓋を開いてみたら違ってた・・・なんて、
今回は私としては良い方向だからまだいいけど、
なんでもできるってことになっちゃいやぁしませんか?
・・・と、
他を攻めたところで、私は前に進めないことを知っている。
ようするに私に議員としての重みがないということ。
それを真摯に受け止めるしかない。
そして真摯に受け止めた結果、
自分がどう行動していくか・・・というのを、
もっと深めていかねばならぬな。
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