今年度の佐久穂学習倶楽部に所属する中学3年生、
佐久穂中学校の場合は9年生は、全部で4人。
それでも、短い短い夏休み明けの総合テストで成績をあげたいというので、
今年も夏期特訓を設置した。
1教科80分を1日3セットで2日間。
英語・理科・社会・国語で。
あれ?数学は?と思われる方もいるだろうが、
実は佐久穂学習倶楽部は夏期特訓中も通常授業を行う。
だから、数学は通常授業でなんとか・・・。
で、4講座につき80分を6コマ・・・計24コマ行う。
特に、過酷なのは社会で、
日程の都合上、たまたまそういうことになったわけだが、
8月12日の1日で6コマ・・・そして通常授業を2コマ・・・
結果、朝9:00から夜21:00まで、
耐久レースのように授業を行う。
食事が昼・夜ということになるので、
流石にぶっ続けだと苦しいだろうから、
夕食はカレーライスをみんなで食べることにした。
まぁ、みんなで作るのは何だから、
私がカレーライスを準備するということになる。
子どもたちはその間も、
理科と社会の一問一答ドリル大会!
イベント的な内容はさておき、
1日10時間近く学習をするという経験は、
実はほとんどの中学生がしたことがないにちがいない。
もちろん、それが学力に大きな効果をもたらすとは、
私としても思わないが、
それでも、それだけやったという経験は実に有効だと思っている。
よく、学校のマラソン大会でペース配分がどうのこうのというが、
自分のマラソンでの最大値を知らずして、
どうやってペース配分を考えるのだろうかと、
毎度まいど不思議に思う。
指導している教員にも走る生徒にも・・・だ。
学習も同様で、
自分がこれだけやったという満足感と充足感は、
個人のイメージによって支えられている場合がほとんどだ。
だから、生徒本人はすごく学習をしていると思い込んでいるし、
保護者もその様子を見て、そう思い込んでいる。
そのため、学習が足りないという結論には、
なかなかたどり着けず・・・
結果、成績が上がらないということはよくある話だ。
彼らが、疲れようが何しようが、
1日10時間耐久で学習を続け、それを成し遂げる。
しかも、私は今まで、
学習のしすぎで生死の境をさまよったということを、
聞いたことがない。
10時間ぐらい学習しても、どぉってことはないだろう。
さらに、それを経験してしまえば、
日頃の2時間程度の学習など、
スキマ時間の詰め合わせセット程度のチョロいものだと
思えるようになるに違いない。
限界を超えろ!
などというスローガンが飛び交うことがあるが、
限界なんか超えなくていい。
常に自分の最大値を意識して活動を広げることこそ、
大切なことだと思う。
・・・というか、限界って本当に存在するのか?
それすら疑ってかかってもいいのではないか?
10時間学習しても、まだ笑って冗談が言える自分と出会うこと。
それって、自分の学習の不十分さを理解する、
第一歩になり得るのではないだろうか。

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