私が、英語が苦手であることは、
このブログの読者であればすでにご存知のことであろうと思う。
その嫌いになった、八つ当たり的な理由も、
1度ならず記事にした覚えがある。
宿敵!Koro!
とはいっても、
佐久穂学習倶楽部に入部している児童生徒たちは、
そんな私の個人史などは全く気にすることなく、
英語が苦手であることを主張し、
佐久穂学習倶楽部に英語の授業を、
設置しなくてはならない雰囲気を醸し出してくる。
素直に英語のできる講師を1人雇って、
授業をしてもらえば、
私も楽ができて、しかも収益の面で良いことが多い。
が、正直、個人事業主として人を雇うまではまだまだ思いきれない。
教育方針をその講師とすり合わせるのも大変だし、
時給を支払うことになるにせよ、
高額は出せないし、少額だとなんだかピンはねしてるみたいで気が引ける。
いっそそれならば、
それこそ、その講師自らが自分で英語塾をやってもらったほうがいい。
そんなことを考えてしまうと、
とてもじゃないけど講師を雇うなどということは、
さらにさらに踏ん切りがつかない。
そのそも、利益を増やすために、
佐久穂学習倶楽部をやっているわけではないし、
利益を増やすために自分の生活が窮屈になるのは、
それは私の本意ではない。
私は佐久穂の吹きこぼれを救いたいから、
佐久穂学習倶楽部をつくったのだ。
さて、相変わらず話が遠くへ行ってしまう。
そう!英語・・・。
で、仕方がないので要望に答えて、
中学生むけ高校入試用の英語の授業をやるわけだ。
私としては、バイリンガルでもなんでもないから、
活きた英語というやつは、学校におまかせするしかない。
あくまでも、入試でさらなる得点のための、
文法的内容で授業を組み立てるしかない。
ところが、
改めてやってみると、この英語。
文法的なもしくは理論的な考え方が、
とっても面白くできていることに気がつく。
英文を4色とカッコ2種類( )[ ]、
そして→などをつかってバラバラにしてみる。
そういった方法で、
英語を指導しているわけだ。
もちろんそれは今の英語教育の流れからは、
真逆な指導法であるといえる。
だが、英語を、
慣れるという方法で理解できない子どもたちには、
それが時代遅れな方法であったとしても、
別のアプローチというものがあってもいいんじゃないか?
それが、昔懐かしのバリバリの、
日本語で分解して理解する英語だというだけだ!
いや、実に面白い。
言語というのは、みんなの納得の中で形成されてきていて、
慣れや雰囲気で成立している人間の心理的な部分と、
誰もが頭で理解できる論理的な部分とがあるように思う。
昔もよく学校の英語教師に言われていたことだが、
・・・そもそも英語が嫌いだったので、
まともに話を聞いていなかったような気もするが・・・
英語圏の人々は、自分の話している言葉の持つ文法的意味を、
思考した上で話しているわけではない!
のだ。
だから、
現在進行形なのか、受身形なのか、
ましてや現在完了形の継続なのか経験なのか完了なのか・・・
そんなこと考えずに文章が組んで話している。
そう考えると、
彼らは現在進行形も受身形も
I am happy. も同じ種類の文章だと思っているに違いない。
現在完了形も継続だろうが経験だろうが完了だろうが、
すべて過去のことをhaveしているってイメージしているかもしれない。
は!
あまりにもパズルパズルしていて、
つい妄想に落ち込んでしまった。
まぁ、でも、英語をそんなふうに考えられる余裕は、
学生時代にはまったくなかったなぁ・・・。
彼らが佐久穂学習倶楽部で、
正しい間違っているは別で、
そんな遊び心をもって英語を学習してくれたら、
ちょっとだけうれしいなぁ・・・。
コメント