7月28日の臨時会の際の全員協議会で、
総合政策課から提案された空家等対策協議会ついて。
結構、いろいろな協議会が存在する。
多くの場合は、国が設置してねって言うことが多い。
今回の空家等対策協議会も多分にもれず、
空家等対策の推進に関する特別措置法という法律に、
設置してねと規定されていることにより、
佐久穂町として設置しなければならない協議会。
この協議会には、
地域住民や議会議員、学識経験者、関係団体などから
協議会員を選出することになっている。
で、佐久穂町としても、
この協議会に町議会議員も参加してもらいたいとの話だった。
例えば長野市の場合、議会議員はこの協議会に参加していない。
地域住民の枠は公募でうめるようだ。
お隣の小海町は、
議員が2名参加するし、区長会からも2名参加するらしい。
そんな資料を見ながら、
議会の出した結論は、
反対多数で参加しないというものだった。
ちなみに、私は参加しない側の立場だ。
理由は2つ。
1つは、議会議員が行政的判断をする側に入るべきではないと考えるから。
というか、議会議員がそこに参加するかどうかは、
個々の議会議員の考え方如何であって、
公募であればそこに応募しようがどちらでもいいと思う。
問題だと思われるのが、
議会の代表として、
その協議会に参加するという形式が好ましくないと思うわけだ。
いわゆる議会枠の存在がよくない。
実行する側とその是非を問う側が重なるべきではないし、
ましてやそれが議会の代表としてそれを行うのは、
行政側と議会側が2つ独立して立っていることにならないのではないか?
そしてもう1つの理由。
理由というか、私個人の考え方になるが、
実際、空家について困っていてそれをなんとかしたいという協議会なんだから、
地域住民の代表である区長を5名から7名ぐらい入れて、
それこそ輪番制で任期2年を5回・・・10年も経過すれば、
全地区が網羅できるような人選をすればいいのに・・・
と、単純に思ってしまう。
きっと人的なバランスもあるのだろうとは思うが、
それこそ区の再編についての契機になったり、
おのおのの区での活性化や課題発見・問題解決に、
十分なきっかけとなるのじゃないかと思う。
まぁ、あくまでも個人的な意見・・・。
というわけで、
今回はこの協議会へは議会の代表を出さないという結論になったが、
実は同様な仕組みを持っている団体は多い。
私が務めている、
佐久穂町スポーツ協議会会長や
佐久穂町青少年育成協議会なんかも、
その例になる。
これらについては、
今の所支障もないし、
別段、議会議員が務めていてもそれほど問題がないと思われるので、
かまわないが、
それこそ千曲病院や社会福祉協議会に関わるものは、
議会議員が議会議員として活動できるような形にするべきだし、
議会の代表が、行政的要素に組み込まれることは、
スッキリさせるためにも避けたほうがいいと思う。
佐久水道企業団議会開会まであと8日
コメント