Zoom会議というものを最近当たり前のように耳にする。
いや、耳にするどころか、
このコロナ禍に入って実際に使用している自分がいる。
家族が趣味でやっている多言語活動に参加することもあれば、
佐久穂学習倶楽部で上手に利用できないかを検証したりもする。
最近で1番使用頻度が多いのは、
長野県PTA連合会の常任理事会だ。
そもそも長野県PTA連合会の常任理事というのは、
飯田市在住のPTA会長以下、
北信・中信・南信・東信にそれぞれ常任理事がいて、
母親代表やら事務局やら、
ようするに長野県中に人が散らばっている。
まぁ構成上、あたりまえなのだが・・・
で、会議をするとなると集合するにも一苦労なわけだ。
そういう意味では、Zoom会議はとても重宝する。
ただ、Zoom会議だからこそ自宅からの通信が可能で、
したがって、普通の会議のように1人2人の欠席を受け入れるよりも、
なんとかして都合をつけて全員参加にしようという傾向が現れる。
ようするに、日時と場所が先にあるのではなく、
構成員の予定が先にあって日時を決めることになる。
現実的に朝や夜にも会議ができるので、
これはこれですばらしいことなのだが、
なかなかその調整が大変なのだ。
今回のZoom会議は、紆余曲折・・・ほんと右往左往のうえ、
日曜日の朝にやることになった。
ところが、私の都合で朝8:00から公民館清掃が入っていて、
さて、どうしようということになった。
で、結論!
日曜日の朝6:45から会議を開始!
ということになって、実際をそれをやったわけだ。
結局、公民館清掃には5分ほど遅れることになってしまったが、
でもまぁ、
ネタとしても、これからのライフスタイルにしても、
良い経験にもなったし、今後模索すべき方法だと思う。
どうしても日本って会議が多い気がする。
別段、会議に否定的なわけではない。
でも、そもそも会議って何?って子どもに言われたら、
大人たちは一体なんて答えるんだ?
議論するところ・・・という答えが一般的か?
子どもらしく言うと意見を言い合うところとか、
アイデアを出し合うところとかいうのだろうが・・・
でも、それって本当に会議でやってるか?
世の中の会議というものをすべて集めて、
そういう意味を充実させている会議ってそれほど多くないのでは・・・。
むしろ、雑談したり、気軽に会話をしたりしているときのほうが、
よっぽど、意見交換はできるし、アイデアも出し合えると思うけど。
あとは、集団的な決定儀式とでも言おうか・・・。
そういう役割も大きいかも。
つまり、みんなで多数決により決定したり、
承認されたことによって決まったりする、
そういった儀式的な感じ。
なんで儀式的かって?
そりゃYes・Noなんて書面でも電話でもメールでも、
ちょっと馬鹿にしていうとのろしでも、
伝えることができるから。
多数決や承認による事項の決定など、
それこそ顔を突き合わせる必要はないのかもしれない。
むしろ、顔を突き合わせることで、
その場の雰囲気に左右された結果になってしまったりするのでは・・・
って言っても、
自宅にいたって、人間である限り左右されちゃうのが人間の性か・・・。
で、Zoom会議というのはどんな感じか?
あくまでも個人的な意見だが、
一桁台の参加者での意見交換にはとても向いていると思った。
自宅にいることで自由に発言ができる雰囲気で、
しかも適度な距離感があって、
相手の顔色を伺うことをあまりしなくて済む。
声が大きい人とか威圧的な人に対しても、
あまりプレッシャーを感じないで済む気がする。
まぁ、どうしても人はマウントを取りたがるので、
そういった面が和らげられるという効果はあるような気がする。
そもそもPCやスマホの前で、
ひとりで怒っているというのも、
想像するに間抜けで笑えてくる話だし・・・。
逆に決議としての儀式的な側面は、
そもそも画面越しなので雰囲気がでないかもしれない。
そもそも決議に雰囲気が必要かと問われれば、
私にはよくわからないが・・・。
というわけで、
人生はじめて朝6:45に会議に参加する経験をした!
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