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家庭学習における親の立ち位置の難しさ!

佐久穂学習倶楽部も臨時休業中。

それでも本来、授業があるはずの曜日には、

グループLINEに宿題などの更新を出すようにし、

その中で質問がされれば、

その解説を書いて、写真でアップするということをし始めた。

また、予習にも総復習にも使えるよに、

数学の問題の解説動画をYoutubeにアップするようにした。

なんでグルーLINEなのかというと、

できる限り共有したいから。

ここは少しこだわりがある。

 

うん。

実際に授業を対面でするよりも手間がかかるし、

実際の空振り感は半端ない。

こんなことが子どもたちの学力向上になるのか?

って普段から思っているのに、

その思いがなおさら強くなる。

 

私は個別指導というものがあまり好きではない。

もちろんそれを必要とする人がいることは確かだ。

それらを、なんら否定するものでもないし、

私もやらないわけではない。

でも、指導する側の1人の好みとして・・・

 

理由は大きく3つある。

2つは今までの経験に基づいた理由なので

具体的すぎたら申し訳ない。

最後の1つはイメージなので、

わかりづらかったら、さらに申し訳ない。

 

1つ目は高校進学後、もしくは大学入学後、

個別指導は期待できないという点だ。

集団の中で自主的に学習するスタイルをある意味強要されるわけで、

そのスタイルに慣れておくほうが将来いいのでは?

と思うのである。

 

2つ目は、指導を受ける子どもの大半が、

解答解説がされるまで待つ癖がついてしまう点。

どうしても、指導者側にこらえ性がなくて、

下を向いて黙っている生徒を見ると、

丁寧に教えたくなってしまうのだ。

これを何回も経験した児童生徒は、

その成功体験のもと、

待つという対応が身にしみてしまうことがよくある。

これはその子どもにとってプラスになるとは思えないのだ。

 

3つ目は、ネットワークが少ないこと。

これについては感覚的なものでしかない。

イメージとしての説明しかできないが、

例えば、指導者と児童生徒が1対1のとき、

その間に引かれる線は1本である。

3人の集まりならば3本、5人の集まりならば10本。

記憶定着のためには、

思考が複雑であったほうがいいとの研究結果もあるし、

脳内のニューロンのネットワークのイメージと似ていて、

一概に多ければいいというものではないが、

それでも複数による協働はやはり1対1よりも、

学習効果が高いだろうと勝手に思っている。

自分の枠の外に触れることで、

その子どもの枠は広がりを見せるのでは・・・と思うのだ。

 

何の話?

そりゃ、このご時世だから、

1人で家で学習をしていても、

学校に行く以上の効果はあげられないんじゃないかという仮説。

ただし!

指導者が複数人いる状態での家庭学習についての効果は、

自分の中でも整理できていないから、

その効果は今後検証していかなきゃだなぁとは思う。

 

おせっかいを承知でいうと、

家庭学習における親は、

指導者として答えを教えることを我慢したい!

ときには一緒に学習するキャラに変身したい!

ということ。

両方とも、プロでも難しいんじゃないかな?

 

4月臨時議会・全員協議会まであと3日

 

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