10月1日・・・
消費税の増税が実施された。
正直、複雑で良くわからない。
8%と10%とあるという。
いわゆる通常10%、
軽減税率対象商品・・・
定期購読の新聞とか食料品とかは8%となる。
いや、ここまではそりゃぁ複雑なんだけど、
まだ理解できる。
テイクアウトかその場で食べるのか?
なんかの問題があるけど、それはそれ。
複雑だと感じている問題点は、
実は消費税の実質的な姿として、
3%と5%・6%もあるということだ。
これがキャッシュレス決済の対応による、
5%分(コンビニは即時2%分)のポイント還元。
となると、
通常10%ーポイント5%分=実質消費税5%と、
軽減税率8%ーポイント5%分=実質消費税3%、
通常10%ーポイント2%分=実質消費税8%、
軽減税率8%ーポイント2%分=実質消費税6%・・・
結果的に10%・8%・6%・5%・3%。
もちろんこれにはポイントの総上限があるけど。
ふと思い出す。
あれよ・・・高速道路のETCカード。
あれ、結構、嬉しい割引が多かったけど、
今、割引率ってどうなってるんだろう?
わかってはいたけど、
みんながETCシステムを導入するように
誘導するためのさまざまな割引だったわけだ。
いや、実に今回のやり方に似ている。
というか、きっとETCのときの成功体験があるんだろうなぁ・・・
なんて思う。
成功したのかどうかもよくわからないし、
検証もしていないけど。
複雑にしてごちゃごちゃにすると、
なんとなく慣れさせられてしまって、
不満がうすれてきてしまうのが実情。
こういったことって、
いたるところで見られる気がする。
笑われるかもしれないけど、
トランプの大富豪・大貧民がまさにそれ。
シンプルなルールだと不満内容もシンプルになる。
だから色々とルールを追加することになる。
トランプの大富豪において、
もっとも不公平なルールといえるのは、
最初に大貧民が大富豪に良いカードを提供しなくてはいけない・・・
というルール。
いや、それがないと面白くないじゃん!
といわれればそれまでだが、
前回のゲームに勝ったからという理由で、
負けた人から搾取するって、
どこにそのルールを正当化する根拠があるんだろう?
って、ふと思うわけだ。
さて、トランプの大富豪。
大富豪になった人によるゲーム優位性の根本的な確保と、
大貧民になってしまった人の不満をうまく昇華させるための、
複雑なルールの追加。
こうやって人は慣らされていくんだなぁ
って思ってしまう。
明日、戦没者慰霊祭および上野村議員交流会開催
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