6月11日午前に行われた一般質問について、
その内容の一部をテーマとしてピックアップし、
私の考えや感想を書いていく。
令和最初の一般質問記事。
毎度のことだが、
あくまでも個人のブログの意見なのであしからず。
各人の一般質問の内容やさらなる詳細は、
ぜひ一般質問をした各議員に質問してもらいたい。
消防団についての質問があった。
佐久穂町の消防団員は現在404人いるらしい。
定数は今のところ440人。
家屋火災があったり、
林野火災があったりしたところでもあるし、
そうでなくとも、
人口が少ない地域にとって、
消防団は欠かせない社会的役割をもった組織となっている。
わたしも以前、数年所属していた。
あのころは、佐久長聖中学校につとめていたこともあって、
あまりにも参加できなかった。
できたことといえば防火水槽の掃除などぐらい。
消防団はポンプ操法大会やラッパの大会に出ている。
これが団員確保の障害の一部になっているのでは?
ということだった。
最近では、ポンプ操法大会不参加を決めた町村もあったり、
それに対する消防側からの動きがあったり・・・
消防団とはまた別の役割を持つが、
PTAという組織もそういった意味で同様に、
必要だと多くの人が思う社会的組織であるのに、
その組織やその機能を
維持できないという状況が差し迫っている。
これらの社会的組織・・・
消防団はもちろんのこと、PTAも、
広い範囲でいうと地域住民が所属する
区とか常会とかも同様、
必要か不要か・・・
必要ならばどのような役割を保たなければならないか?
それらの役割を保つためには、
どの程度のどういった組織が存在しうるか?
そしてその組織運営をどうやって維持するか?
などを
改めて決め直さなければと思う。
よく、50年後を見据えてという言葉を聞くが、
50年後を見据えたときに、
どうしてもそうならないように、
言い方が悪いが、今を捻じ曲げるような、
一生懸命がんばる政策を考えてしまう。
それはそれで価値があると思うし、
しなければならないことだと思うが、
50年後の佐久穂町を見据えた上で、
50年後の佐久穂町に合った、
例えば50年後の佐久穂町の人口が〇〇人だと試算するなら、
その〇〇人に見合った道・建物・組織を、
今から整えていくことも、
そうならないように防ぐ政策と同じぐらい、
未来に対して価値を持つのではないかなぁ・・・
と、最近思うようになってきた。
高齢者支援についての質問があった。
特に認知症に関する対策は、
当の高齢者にとってみても介護する側にとっても、
切実な問題と言わざるをえない。
60歳の高齢者が80歳の高齢者を介護するなど、
ザラに見られるようになってきた時代だ。
いまでは軽度認知症に関しては投薬が可能で、
治療というよりは進行抑止の効果であるが、
それでも対応できるだけ進歩といえる。
先の消防団もそうだし、
この高齢者に関わる問題もそうだが、
社会の変化に対して、
がんばって対応しているのが現状で、
そこにはやはり対処療法で手一杯な感じがいなめない。
・・・とはいっても、
それはしかたがないことなのかも・・・
どうしようもないことなのかも・・・
と、チョット弱気になってしまう私だった。
今回は一般質問1日目の午前中2名分しか触れられなかった。
この続きは次の記事で・・・。
明日、6月定例会一般質問2日目

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