実行力がないという、
イジケ気味な記事が続いた。
いかんの。
何かをしなければならないという気持ちが、
新しいことをしなければならないという義務感に変わり、
それが強迫観念や焦りになっていく。
私の中ではそれが、
法人でなければ何も始まらない
という勘違いをもたらしたようだ。
確かに、法人であるメリットはあるだろう。
でもね、そのメリットの主たるものが、
信用があるってこと。
法人になっただけで信用されるなんてことあるかぁ?
といったことをじっくり考えてみて、改めて思う。
信用を形式によって確保する前に、
やらなきゃいけないことはたくさんあるんじゃないか?って。
大体、佐久穂学習倶楽部を法人化するってことは、
今の経済状況においては会計上、
子どもが1人増えるってことと同じ意味合いでもあるし、
それだけの資金は持ち合わせていない。
話は変わるようで変わらない。
私がずっとやっている
ファイナルファンタジー11のようなネットゲームや、
昔でいうところドラクエみたいなロールプレイングゲームで、
いわゆるソロプレーというものがある。
パーティーを組まないでゲームを進行させるプレースタイルだ。
そもそも私が、
佐久穂学習倶楽部で活動をしていこうと決めたのは、
いろいろなところと協力してプレーするという大前提で、
組織を作らないことで、
私自身の自由度を高めようという思いがあったことを、
今更ながら思い出した。
集団の中で、地位を高めていくことで、
自己実現を達成していく方法もある。
自分で集団をつくって、それを大きくして、
集団の発展がそのまま自己実現という方法もある。
でも、私が選んだ道は、
自由がもっともきく
状況に応じて他と連携していくソロプレースタイル。
だから、後援団体をもたず、地域のバックアップもない、
そういった佐久穂町議会議員であるし、
私個人が学習指導をする佐久穂学習倶楽部という
個人事業主であるわけだ。
もちろん単なる独りよがりではない。
このスタイルだからこそできる、
他の個人や集団との協力協同プレー。
味方にならなかったら敵みたいな組織に組み込まれるのではなく、
例えば学習塾でいえば、
色々な特徴をもった学習塾が連携連動して協力しあう・・・
まさにラーニングモール構想がそれにあたる!
全てにおいてそうありたい。
だから法人化なんて、
その思いに比べたら小さいことだった。
何かがしたいから力が必要というのは真理だ。
でも、何かがしたいという動機の部分が、
揺らいでしまうような力の持ち方は、
その方法があったとしても、機会があったとしても、
私自身、うれしくない。
だって、
私は戦うためにここにいるのではないのだから・・・。
3月定例会開会まであと3日
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