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地域の人のよさは子どもを救うんじゃない?

2月15日の夜、大日向3区の公民館で、

イエナプランスクール茂来学園大日向小学校

の説明会があって、

それに参加してきた。

 

参加していた人数は・・・

どれぐらいだろう・・・30人ぐらいかなぁ・・・。

大日向小学校のスタッフ自体もそれなりにいたし。

印象としては、

盛況!・・・みんな興味があるんだなぁ。

という感じ。

 

来年度の4月から開校するわけだが、

入学者もそれなりにいるようだ。

現在の入学希望者は約50人ぐらい。

まだ募集は続けるので増えることになるだろうと思われる。

クラスは低学年クラス2つ、高学年クラス1つの予定。

その予定に合わせて、すでに担任もほぼ決まっているようだ。

スクールバスの運行も決まっていて2台体制にするらしい。

日課は8:30~15:00で、少し短め。

水曜日は午前中のみの授業となる。

このあたりは、複合的なアクティブ・ラーニングをするために、

教員側に準備や研究の時間が必要という側面があるとのこと。

 

これ以外にも地域交流ということで、

ランチルームなどの学校施設の開放や、

イエナプランスクールを知ってもらうための企画なども

考えているようだ。

特にランチルームの開放については、

大日向食堂と銘打って、

地域の人も食事ができるようにしたい様子。

こういう交流の場の形成についてはやはり、

企画力や労働力、資金力の面で民間企業の力はすごいと思う。

 

地域住民を始めとする参加者からの質問も出た。

特にふれておかなければならないのは、

放課後の子どもの動きについて・・・

つまり、学童について。

当然ながら、佐久穂町在住の子どもについては、

こどもセンターにある学童で受け付けることができる。

が、現実的に移住してくる方は佐久市在住になることが多い。

となると、学童としては佐久市内の学童がその対象となる。

しかしながら、現実的に佐久市の学童保育は、

佐久穂町のように行政が運営するのではなくて、

保護者会運営のシステムをとっているところが多いらしく、

そうなると、

それぞれの学童を運営する保護者会への

連絡・説明・お願い・調整・交渉が必要となる。

このあたりは、地道につめていくしかない。

 

何にせよ、学校というのは学校だけではなくて、

地域の拠点であり、地域の文化であると、

改めて学校新設を目の当たりにして思いを強くしている。

 

他にも、いくつかの質問にも触れられていたが、

やはり地域の人たちが心配しているのは・・・

これはちょっと滑稽というか興味深くって、

大日向地区や佐久穂町がどうなっていくか?

という心配や不安・期待をよそに、

大日向小学校にきた子どもたちの将来はどうなのか?

と真剣に心配していている。

人がいいというか、あたたかいというか・・・。

つまり、

大日向小学校にきた子たちが、

高校・大学・就職・・・と幸せな人生を歩めるかどうか・・・。

他人事ながら我が子のようにめちゃくちゃ心配しているようだ。

 

これは実は私も全く同じで、

そういった意味では同様にお人好しなんだろうが、

やはり、そのあたりのケアをどうしていくのか?

ということが気になるわけだ。

私としては佐久穂町の子どもたちであることには変わりない!

もし、子ども自身が、

高校入試をしたい!とか

高校卒業資格がほしい!とか

もっと難しい数学・算数が学びたい!とか

そういった思いを強くしたなら、

全力で応援したいと思っている。

・・・いや、ボランティアではちょっと難しいけど・・・

佐久穂学習倶楽部として対応していけるところがあれば対応したい。

 

教育というはやはり動機がもっとも大事だと思う。

動機そのものの優劣は問うつもりはまったくない。

動機の有無は必要だということだ。

その動機が発生したときに、

できれば大人側が、

つまり親が、学校が、行政が、

その環境を作ってやることができなくとも、

支えてやることができるようにしたい。

 

子どもたちを大切にしているとよく聞くし、

子どものやる気しだいという言葉もよく聞く。

でも、子どもの思いを具現化する環境への配慮や、

やる気になったときの受け皿や対応策が、

本当にそう言っている大人側にその準備があるのか?

これについては、もっともっと大人側は、

真摯に受け止めなくてはならないのではないか。

改めて自戒したい。

 

3月定例会一般質問締切まであと3日

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