11月24日の土曜日、
前回の記事でも書いたが、
全佐久PTA連合会主催の、
通称、新旧会長研修会が行われた。
前半に関しては前回の記事で妄想を広げた。
今回は後半の、PTAの現状と全佐久PTAの現状について。
これについては全佐久PTAの運営側で解説。
私ともう1人で担当した。
そしてこれがなかなか問題が大きい・・・。
まず、現状のPTAについての最も大きな問題点は、
自動加入形式をとっていること・・・
というか、参加するか否かの意思表示をとっていないこと。
都会ではPTAへ加入しないという家庭もぼちぼち出てきているという。
まぁ、もっともなことではある。
そもそもPTAという存在について、
率直にメリット・デメリットを考えてみても、
メリットは少なく感じ、
デメリットが多いと感じる。
特に、強制的ともいえる形で役員としての仕事が回ってくる。
お金を払って、仕事もさせられて、
じゃぁ、メリットってなに???
ってことにふつうは・・・なる。
じゃぁ、PTAに加入しない場合はどうか?
当然ながら任意団体としては、未加入者に利益を享受はしない。
だからPTAに関わる活動に関しての利益は
子どもは享受できないのが普通で、
例えばPTA企画にはその子だけ参加できないし、
PTA会費からでるプレゼントは当然、その子だけもらえない・・・。
・・・。
わけにはいかないよね、実際。
はっきりとした任意団体ならばそうかもしれないけど、
学校単位で構成される子どものための支援団体をPTAとするなら、
それはやはりできない!
私の中では、支援団体である以上にボランティア団体なわけで、
会費を払っていないからといって、
そんなことは教育上できない。
そうなると、
お金を払わず、仕事も受け持たないけど、
利益だけは受け取れる・・・なら、
誰1人、そんな団体に加入しないのでは?
と、思うのは普通で、私もそう思わなくもない。
でも、私は、
それほど、
人に、子育てをしている人たちに、
悲観はしていない。
そりゃ100人に1・2人ぐらいはいるかもしれない。
むしろ、その1・2人の子どもが、
同じような思考になってしまうことをこそ悲観する。
だから、
子どもたちへのボランティア団体として
やれる人だけでやっていけばいいのではないか?
と素直に思う。
保護者の皆さんにはお願いして、
お金を出してもらう。
PTAの仕事、役員などになる人は、
そんなお金を出している人から、
やっても構わない・・・という人にお願いすればいい。
いなければ空席にしておけばいい。
子どもたちのためならこんな面でお手伝いできます。
という人がいたら、
その面でお手伝いいただけばいい。
・・・理想だけどね・・・。
人の本質は、性善説か性悪説か・・・
という倫理的な命題がある。
PTAについても同様の命題が突き付けられる。
私はすごくざっくりあっさり言うと、
本来は性悪説であると考えている。
性悪説というよりは、
自然状態から社会的に構築されてきたものが善だと考えるので、
そういった意味で、
自然状態である人については動物的であって、
その本質は性悪説であると考える。
そこで、社会的に構築された善に近づくために、
教育というものが存在すると思っている。
教育の結果、
人の本質は性善説と呼ばれるようになるのだと思う。
だからこそPTA活動はボランティア活動として、
地道に続けていかなければならないと結論付ける。
でなければ、
こういったボランティア活動を、
どのように他者に知らせることができようか?
子どもたちに大人の思いを伝えることができようか?
う~ん・・・
何を言っているのかわからなくなってしまった。
しかも、
「まず」とか言いながら、
研修会の後半の前半にしか触れられなかった・・・。
でもまぁ、
自分の思考を改めて確認するためにも、
こういったことを書くことは無駄ではないだろう。
読みづらかった人、
ごめんなさい。
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