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PTAの改革の難しさ!

全佐久PTA連合会では、

予算の見直しを進めている。

 

今年から2年間、輪番制で、

全佐久PTA連合会副会長をつとめているわけだが、

その前年、前々年から、

少しずつ改革を進めてきているようだ。

で、今年は予算の見直しを・・・

ということで、

財政見通し検討特別委員会の長になってしまった。

 

そもそも全佐久PTA連合会の財政が

どうなっているかというと、

学校に収めているPTA会費の中からその一部が、

県PTA連合会への会費分と全佐久PTA連合会の会費として、

まわってくる。

これが基本的な歳入となる。

 

ちなみに、全佐久PTA連合会の年間会費は、

77円。

県内の県PTA連合会に所属している地区における、

PTA会費というのは、

飯伊地区の350円から全佐久地区の77円まで幅広い。

まぁ、ようするに県内最低額となっている全佐久。

 

とは言っても、

そもそも全佐久PTA連合会なんているの?

という意見もごもっともで、

必要のないものに77円といえども、

その活動に対して納得して支払いをしたい。

と、そう考えるのは至極当然のことだ。

だから、歳出とその活動を見直すことが必須になる。

 

その見直しについて難しい問題が1つある。

これはPTA活動そのものの大きな問題でもある。

それは、

PTA役員の任期が短いということだ。

 

多くの場合、1年から2年。

となると、ほとんどの場合、

いわゆる昨同病にかかることになる。

怪しげな造語でもうしわけないが、

昨年同様にやっていこう!という傾向のこと。

そりゃそうだ。

だって、何をやったらいいか、

わからないんだもの・・・正直なところ。

となると、変化もなにもあったものじゃない。

劣化はすることがあっても、

変化することはなかなかない。

仮に変化することがあっても、

それが継続して1つの形を、

複数年かけて形成することはまずない。

 

わからなければ、

PTA事務局を担当してくれる・・・

多くの場合は、学校ということになるかな?

全佐久PTAの場合は、

佐久教育会館に務めている退職校長会の方・・・

そういった複数年活動してくれている部分に、

頼っていくことになる。

 

これがPTA活動が抱えている形骸化の問題でもある。

だから、やらされている感満載で、

けっきょく、

義務的な奉仕活動ということになる。

 

あーでもない、こーでもないと書いたが、

簡単にまとめると、

改革をすることが苦手な、

組織体系になっているということだ。

だから歳出と活動内容に変化がなくなってしまう。

 

むしろ、

そこをなんとかしようとして、

ついつい新しい行事を増やしていって、

さらに活動を忙しさせて、

来年度に引き継ぐ。

それを精査する時間もなく、

結局はそれを昨同病で次年度へ引き継ぐ。

でも、自分の代で思い切ってやめたりすることが、

流石に普通の人ならできないので、

仕事は増える一方で、

さらに義務的奉仕活動の側面が強調される・・・。

行事が増える一方だから歳出がふくらむ。

しかも、その歳出に1年だけの任期でメスをいれるのは、

やはり普通の人ならやれないしやらない。

 

結局、全佐久PTAの話から、

PTA全体の話になってしまった・・・。

いやPTAの話だけにとどまらないかもしれないな。

私は全佐久PTA連合会の役員任期があと1年半残っている。

この時間の中で、

すくなくとも今後5年ぐらいの見通しを立てて、

次の代に渡したい。

全佐久PTA連合会の存在意義と予算。

さて、なかなか大きな問題だ。

 

佐久市議会交流会まであと6日

 

 

 

 

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