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佐久穂の英語の先生は蘭と伊?

10月16日に佐久市議会との交流会があった。

今回の交流会は、

佐久穂小中学校を視察してもらったり、

6月定例会で試行した、

夜間休日議会の意見交換会をした。

 

佐久市議会議員のみなさんは、

佐久穂小中学校の中を、

とても興味深く見ていた。

まぁ、それも当然と言える。

なぜなら数年後には

佐久市臼田地区の4つの小学校を総合するという

現実的な問題が目前にあるからだ。

 

さて、その研修の中の一場面について・・・。

 

佐久穂小中学校の英語教育の説明の中で教育長が、

佐久穂小中学校のNLT(英語補助教諭)が、

オランダとイタリアの方だと説明した場面があった。

このとき、私は一番後ろの席に座っていたが、

そこから全体を見ていて、

え?そうなの?

という雰囲気が一瞬漂った。

その雰囲気を嗅ぎ取ったのか、教育長はすぐに、

英語の教員の資格をしっかりと持っていることを、

加えて説明した。

 

さて、この一瞬漂った雰囲気。

私が推察するに、

英語を指導しているのが、

英語を母国語にしていない人なのか?

という思いからではないかと思う。

 

まぁ、わからなくはないが・・・

私の個人的な見解からすると、

英語の指導はある意味、

英語を母国語にしていない人の方がメリットが多い。

 

重要なのは英語を学ぶ目的だ。

英語を学ぶ理由・・・

それは国際的言語としての有用性にあると思っている。

つまり、イギリス人やアメリカ人と会話をしたい!

というわけではなく、

国際的に使用されている英語で、

世界の人と意思疎通をしたいということだ。

となると、

国際的言語としての英語を学ぶ必要がある。

ならば、英語の言語的純度よりも、

英語の持つ多言語をつなぐ能力を学ぶべきだ。

もっというと、

オランダ語やイタリア語と日本語をつなぐときに、

英語を使用するという場面は、

国際的言語を学習する上でこの上ない良い機会になる。

 

佐久長聖中学校勤務時代に、

中学2年生の引率をして2回カナダに2週間ほど滞在したが、

カナダの英語は実にわかりやすかった。

まさに国際的言語としての役割を

地で行っている感じだった。

カナダは多文化・他民族が基本で、

母国語は英語とフランス語だが、

中国・インド・韓国・日本・・・などからの移民も多く、

英語以外の母国語を持った人たちが多く住んでいる。

だから、カナダで話されている英語は、

その幅が広い印象だった。

発音の美しさや文法の正しさよりも、

意思を伝えることが最優先される言語だったと、

とても強い印象をうけた。

 

私にいわせれば、佐久穂小中学校のNLTが、

オランダ人とイタリア人で、

私の息子たちはなんて幸運なんだろうって思う。

オランダ語のあいさつはどういうの?

という会話を英語で話している姿!

実に素晴らしい光景だと思う。

佐久穂小中学校にはぜひとも、

そういう教育の機会を無駄にしないで欲しいと、

期待する。

 

10月全員協議会まであと7日

 

 

 

 

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