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機会をつかむための準備!

9月12日、一般質問の最終質問者。

今回の一般質問の骨格は2つ。

1つは

近い未来を見越して企画を立てる!

もう1つは

継続性をもった町との関わりをつくる!

今回の記事は、

私が行った一般質問の前半部分について。

 

さて、最初に質問したのは、

2019年ラグビーワールドカップを、

国際化教育の機会として捉えているか?

ということ。

これは、ちょうど昨年の9月の定例会で、

英語教育について一般質問をしたわけだが、

そのときにも触れた内容だ。

 

佐久穂町は東京都府中市と姉妹提携を結んでいる。

実はこの府中市、ラグビーのまちである。

ラグビーワールドカップの東京会場は、

府中市ではなく、

調布市の東京スタジアム、別名、味の素スタジアム。

とはいえ、府中市はラグビーのまちだけあって、

イングランドとフランスの

公認キャンプ地に指定されている。

だから、府中市の企画に交流もかねて、

イベントや学校行事などに、

佐久穂町のこどもも、

参加させてもらうこともが可能だろうと考える。

 

そもそも、小中学校の教諭の皆さんは、

担任であろうが学年主任であろうが、

カリキュラムに追われてて、

かつ、例年通りの学校行事が次から次へと訪れる中、

新しい大きな企画を持ち込むことは現実的に不可能だ。

しかも、教職員は制度的にも人事的にも、

その1年を無事に過ごすことで、

いっぱいいっぱいになってしまう。

そんな中だからこそ、

数年先を見据えた企画は、

教職員ではなく、

教育委員会やこども課が

していかなければならないと思う。

つまり、佐久穂町の教育というのは、

小中学校の外の企画力によるところが大きいわけだ。

 

次の質問は、

同様に2020年の東京オリンピックでは?

というものだった。

これも、姉妹提携の府中市に頼るのも何だが、

東京ではすでにいろいろなイベントが実施されている。

府中市でも、

7月28日には2年前記念イベントが行われている。

が、そういった情報は残念ながら、

長野県の佐久穂町のようなところには入ってこない。

それこそ、意識的にアンテナを高くして、

やっとつかめるかどうか?というところだ。

 

情報の格差は機会をつかむ格差でもある。

だからそれがそのまま、

教育の格差に繋がりかねない・・・と、

私は思う。

生まれて育ったところで、

私の子どもが不利益を受けてしまうのは、

残念でならない。

 

何れにせよ、

ワールドカップは1年後、

東京オリンピック・パラリンピックは2年後である。

今からその機会をつかむための準備として、

いくつかの企画をイメージしてなくてはならない。

そしてその時間は少ない!

それこそ、気がついたら機会が目の前にきていて、

でもそれをつかむ準備を怠っていれば、

それは目の前をむざむざ通り過ぎてしまう・・・

ということになる。

まずはそれを理解してほしかった。

 

一般質問では言えなかったが、

・・・こども課長にはかるく話をしたけどね・・・

実はこの話には私の中で続きがある。

 

例えばラグビーワールドカップ。

東京オリンピック・パラリンピックでも同様。

そういった機会、

東京で開かれるイベントや大会観戦など・・・

の利用・活用については、

実は小中学生に限ったことではないと思っている。

むしろ、私としては積極的に、

佐久穂町在住の高校生に対して

開放してほしい。

 

例えば、試合の観戦などのチケットを、

府中市から佐久穂町を通して、

佐久穂町在住の高校生に対してプレゼントをしたり、

もっというと、

オリンピック・パラリンピック関連で、

府中市で行われるイベントに、

佐久穂町の高校生を府中市交流大使に任命して、

その肩書をもって参加させることもできるのでは?

などと思う。

 

何をいいたいかと言うと、

佐久穂町の高校生は、

そもそも高校が佐久穂町にないために、

佐久穂町や佐久穂町の行う行事に関わる、

そういった機会が少ない。

むしろ、隣の佐久市で実施されるイベントに、

高校生として率先して参加しているとさえ予想される。

とはいえ、地理的環境はいかんともしがたい。

となると、

佐久穂町で実施されるイベントに、

高校生を積極的に参加させるように導いていくことは、

必要不可欠であろうと、

私などは思うわけだ。

 

こういう話をするとかならず、

高校生ぐらいになれば、

外に目が行くのは当たり前で、

むしろ外の世界を知ることはいいことだ!

という人がかならず出てくる。

だが、

私に言わせれば、それとこれとは別問題だ。

外の世界を知ることはいいことだ。

だがそれと、

地元の佐久穂町との結びつきを持つということは、

二律背反することではない。

数学的にAでなければBである・・・

という訳ではない。

Aであり、かつBである。

そういった内容のものではないか?

AであるからBではない、

だからBであるべきではない。

などというのは、数学の世界であれば別だが、

一般の社会においてはいかがなものか?

 

話を戻そう。

要するに、小学生だろうが中学生だろうが、

それが高校生だろうが、

国際化教育においても、英語教育においても、

バリアフリー教育においても、

自治体と関わるという意味においても、

それぞれが人生を豊かにするという意味においても、

とても有効的に使える機会が眼の前に迫っている。

それを見逃していいのか?

ということなのだ。

 

そりゃぁ、50年後や10年後を見据えた町づくりは必要だ。

でも、1年や2年先の機会をつかみ、

有効利用しようとしないで、

10年もへったくれもあったもんじゃない・・・

と私は思うわけだ。

 

まぁ、府中市の教育委員だったかな?教育長だったかな?

が、佐久穂町についこの間、訪問されたそうで、

そのときには、

そういった話を振ってくれたらしいから・・・。

短い準備期間ではあるけれど、

町のこども課や教育委員会に、

期待してみようと思う。

 

次回は後半の成人式についての一般質問。

長文失礼!

 

明日、総務文教委員会審議2日目

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