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成人式と継続性!

9月12日におこなった一般質問の後半。

再度、おさらい。

今回の一般質問の骨格は、

近い未来を見越して企画を立てる!

継続性をもった町との関わりをつくる!

の2つ。

 

成人式についての質問をしたわけだが、

まず確認。

佐久穂町の成人式は、8月15日に、

町の公民館である茂来館という場所で行われる。

企画は20歳を中心とした委員会。

つまり、自分たちで、

自分たちの式典を作っているという。

すばらしいことだ。

しかもかかった経費はたしか30万円以下という。

まったく、今年の20歳には脱帽だ。

 

また、佐久穂町では今年、

新たな試みとして30歳の成人式というものを、

実施した。

印象としては大きな同窓会といったところか。

これはこれで、

とてもよい企画だと私は思う。

佐久穂町がバックアップして大きな同窓会。

佐久穂町にとってもチャンスとメリットの大きい企画だ。

まぁ、活用しきれているかどうかわからないが・・・。

 

それらの佐久穂町の現状を踏まえた上で・・・

ご存知の方も多いと思うが、

2022年度の4月1日に民法の改正が施行される。

いわゆる18歳成人というやつだ。

だから、2022年度の成人は、

現在、中学2年生である8年生・・・18歳、

中学3年生である9年生・・・19歳、

高校1年生・・・20歳が、

同時に成人になる。

当然、佐久穂町としてはすでに想定されていることだ。

 

で、実際にどうやってやるのか?

という質問をした。

返ってきた答えは、

現行どおり20歳で実施する予定

というものだった。

正直、その答えを予想していなかったし、

むしろ新鮮な驚きを隠せなかった。

 

いや・・・正直ありえないとまで思う。

たしかに、18歳で成人式を行うことは、

日程的に難しい。

だけどね、

佐久穂町の高校生は全部、

佐久穂町以外の高校に進学しているわけだ。

だから、各高校の卒業式が終わった

翌日か翌々日ぐらいに、

佐久穂町の高校生が集まる機会が

あってもいいんじゃないの?って思う。

18歳の人たちも、

遠くに引っ越すならなおさら、

地元の友だちと再度会って、

近況を話したり連絡先とかを交換したいだろう。

 

さらに佐久穂町としてもメリットは大きくて、

これからもっと遠くへ出ていく佐久穂町の若者に、

佐久穂町との関わりをつくれるはず。

 

例えば、

国民年金の説明とか、

困ったことがあった場合の相談窓口の案内とか、

ひとり暮らしのノウハウとか、

社会に出る上での制度的な、

そういったアドバイスなどもできるはず。

 

さらに重要なのは、

町の情報を得られるSNSを登録してもらうこと。

定期的に

相談窓口の案内の情報や、

佐久穂町で行われるイベントの情報、

佐久穂町の企業の案内や就職情報などが

出せるはず。

そうすれば、佐久穂町との関わりを、

18歳以降も継続できる可能性は大きい。

もちろん、18歳は有権者であるから、

行政や議会に関わる情報も流せる。

これは18歳以降にも、間接的にではあるが、

主権者教育ができることを示唆している。

 

私などにしたら、

この有効な機会を見逃すわけにはいかないと思うのだが・・・。

逆に、18歳の3月中旬のしかも平日に集まれるなんて、

むしろ、ここしかない!

というような日程だと思うのだが・・・。

 

話を一般質問に戻す。

続いて、2022年以降の成人式について質問した。

もちろん20歳に成人式をやるという町としては、

現行どおりということになろうが、

加えて、30歳の成人式はどうか?

ということに話しは移る。

つまり、18歳成人式のあと30歳成人式なのか?

ということだ。

 

これについての佐久穂町の答えは、

区切りが重要だと思うので30歳成人式を基本と考える。

とのことだった。

 

う~ん。

区切りが重要と言うなら、

数字の問題じゃないんじゃないの?

ほとんどの人がそうだと思う。

区切りということなら、

高校卒業、就職、結婚、出産・・・

などなどの人生のイベントじゃないかな?

 

というわけで、提案。

 

18歳成人式は3月に実施。

これは町が主体的に企画すればいいと思う。

内容は、

学校では学習できないことについて、

講演や研修を1時間ぐらい。

ワークショップなんか体験するのも価値があると思う。

この時点で24歳大同窓会の実行委員を決める。

「佐久穂町〇〇大同窓会」などの名前で、

SNSで町から情報を提供できるようにする。

立食パーティーなどをして交流をする。

 

次に24歳大同窓会を実施。

これは夏の実施がいいかなぁ。

このときは、就職・大学などと立場がバラけてはいるが、

それはそれでいい刺激になるだろうし、

人生の情報交換なんかも活発にできると思う。

もちろん実行委員会が企画運営。

佐久穂町としては、

ふるさと納税の案内や住宅補助事業などの説明をする。

次回の30歳大同窓会の実行委員を決める。

 

そして30歳大同窓会を実施。

これは正月近辺の実施でいいかもしれない。

この頃になると、結婚や出産。

子どもの教育について悩んだり、

新居購入なんかも考え始めたりするだろうか?

もちろん企画そのものは実行委員がおこなうが、

その世代が一番知りたいことを選んでもらって、

託児ありで講演会を実施する。

それこそSNSで該当者に聞きたい講演などの

アンケートをとってもいい。

 

と・・・どうだろうか?

お金についての心配をする人もいると思うが、

このぐらいの企画なら、

現在ある同窓会支援事業を当てれば十分だ。

だって実際におこなった30歳成人式は、

それを利用したわけだから。

 

しかも、幸いなことに、

2022年後以降に成人式を迎える人たちは、

佐久穂町の佐久穂小中学校を、

基本的に卒業している。

つまり、ほんとうの意味で大同窓会になるということだ。

該当する小中学校の学年の先生を、

大同窓会に招待してもいいじゃないか。

 

いずれにせよ重要なのは、

佐久穂町で育った人たちが、

佐久穂町と関わりを持ち続けることだと思う。

要するに関わりの継続性を

いかに町がとるようにしていくか、ということだ。

 

そしてこの企画についてを考えたり、

イメージを膨らませたりする時間は、

正直あまりない。

4年後にはその機会が巡ってきてしまう。

まさに、

4年後の企画力と関わりの継続性が必要なのだと思う。

 

またまた長々と書いてしまった。

くどいようだが改めて・・・。

私のせいじ屋さんとしての思いは、

こども達が佐久穂町に戻ってきたい!

と思ってもらえる町にすること。

佐久穂町の色々をつなぐ仕事をすること。

議会の活動を始めとして佐久穂町を知ってもらうこと。

だから、

それにはちょっと先の企画力と、

関わりの継続性を重視するわけだ

そしてこの一般質問は、

その思いが形になったひとつ・・・。

 

明日、・・・雨でなければ、佐久穂小学校運動会来賓

 

 

 

 

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