9月1日に全佐久PTA主催で
子育て研修会を行った。
こういった言い回しは、
まぁ行う側に私が所属しているからなわけで・・・。
で、その子育て研修会。
後半は、グループディスカッションというか、
ワークショップというか。
約100名ぐらいの出席者があったので、
グループを8つにわけ・・・
というのも、全佐久PTAのメンバーが8人だから。
正確には、
会長1名、副会長7名、校長1名、顧問1名・・・。
でもまぁ、グループに入れるのが8人だったから、
8グループ。
もともとグループごと別の部屋を使う予定だったけど、
私がちょっと強く押す形で、
大会議室のその場所で、
8グループ全部がそれぞれの島で実施することになった。
狭くて苦しかった参加者の方、
すみません。
私のせいです。
さて、私のグループは4番。
自分はファシリテーターということなんだけど、
いかん!
つい、教員基質が出てしまって、
司会・・・しかも、
人を楽しませようとする司会になっちゃて・・・。
ホント・・・4番の参加者のみなさん、
すみません。
本当は、みなさんが自主的にやるほうがいいはず!
すみません。
まず、基本的にやったことを説明。
自己紹介をする。
今、子育てで困っていることをあげる。
その中で、本日のテーマを決める。
本日のテーマにそって意見をいう。
・・・以下、意見や疑問を繰り返し発言する。
と、
大雑把に言うとこういう感じ。
で、発言はできるだけ付箋に書いてもらって、
それを模造紙にペタペタと貼っていく。
そうすると、
意見の多様性やその中の共通点が見えてくる。
そういった行為によって、
自分の持っている世界を広げる。
最終的には
広がった世界とそういった手法を手に入れる。
とりあえず自分が担当したグループ4。
まず自己紹介。
とはいえ、真面目に自己紹介でもなんなので、
ニックネームを書いてもらって、
そのニックネームについて私が質問したりして、
その人に感情の入った声を出してもらうようにした。
うまく行ったかは別問題だが・・・。
自己紹介が終了したあと、
今、子育てで困っていることや、
相談を受けていることを
10秒ぐらいで付箋に書いてもらって、
全員順番に発表。
いや、多岐に及んでいて、
司会泣かせな感じだった。
でもまぁ、
家庭学習・自主性・家庭・ゲームなどに分けられて、
本日のテーマは司会の独断と偏見で
家庭学習にした。
とはいっても、
前半の武田氏の話の中で、
やっぱりその話はあって、
ドイツなどは宿題がないし、
日本の宿題はどうなの?って話もあったので、
選んだつもり。
次に30秒ほどで、また付箋に書いてもらう。
家庭学習についての我が家での現状。
今度はランダムに指名していった。
ノータッチだという人もいれば、
ケンカになるという人もいれば、
抑え込んでやらせているという人もいれば、
兄や姉が教えてくれる・・・という人もいた。
ダラダラやっているとお怒りの声もあれば、
何も言わなくてもすでに終わっている・・・
という素晴らしい例もでた。
宿題が難しすぎるという人もいれば、
繰り返しの練習で意味があるのか?という人もいる。
とにかく色々な意見がでた。
そこで、家庭学習から、
また独断と偏見で司会である私が、テーマを設定。
宿題はありかなしか?
色々な家庭学習の状況から、
宿題はあったほうがいいのか?
ドイツなどのようにないのがよいのか?
これも付箋を書いてもらいながら、
あえて賛否という形で聞いてみた。
これは思ったよりも
宿題あり!が多かった。
もちろん、
個人に合わせるとか、
もっと自由度がたかく自主性があるべき
などの条件付きなのは言うまでもないが。
とにかく、
家庭での学習がなくなってしまうことに、
不安を覚える人が多いということだ。
そんなこんなで時間切れ。
さて、参加した皆さんは、
まぁ、それでも、
時間の無駄にはならなかったかなぁ?
って思う。
ふと思う。
実はこういったワークショップのやり方って、
日本人にあっているんじゃないか?
って。
形式を重んじる日本人。
フリートークをするよりは、
こういった形式の中で会話を交わしたほうが、
実は本音度が高く話せるのでは?
って思う。
自分の子どもの困ったことの相談なんか、
普通の会話の中では、
たとえ親しい人であってもハードルが高い。
覚悟を決めて、決心して、
相談する形で発言しなければならない。
言われた方は、この問題の秘匿義務と責任を感じ、
間違った答えをださないようにと、
プレッシャーがかかる。
これはおそらく、
日本人の集団意識を重んじたりするからだろうか。
だからむしろ、
ワークショップのような
その集団意識を利用した形式のほうが、
向いているのだろうと
勝手に思っているわけだ。
話を戻す。
ワークショップに参加してくれたグループ4の皆さん。
ほんとうにありがとう。
9月1日の土曜日、忙しいときに、
まぁ、無駄な時間ではなかったかな?
って思ってもらえると、
うれしいなぁ!
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