世界の情勢が1人の人間によって右往左往している気がする。
為替をよく見る機会があるが、
本当に彼の一言で上がったり下がったりする。
実に迷惑な話だ。
そんな中、
有名なハーレーダビットソンが、
彼の言うところのアメリカの象徴のバイクの会社が、
ヨーロッパでの販売を伸ばすべく、
アメリカでの製造からヨーロッパや他国での製造へ移行することを、
打ち出した・・・。
もちろん彼は怒っているという。
怒ることかぁ?とも思ったりするほど当然の顛末な気が・・・。
いわゆるアメリカ・ファースト・・・ということで、
彼は大統領になったわけだが、
彼のやっていることは、
本当にアメリカ・ファーストになっているのか?
アメリカの中の特定の人へのファーストになっていやしないか?
ということを強く思う。
私個人としては、
彼はきっとケネディ大統領になりたいんじゃないだろうか?
とうすうす思っている。
私がそう思うぐらいだから、
それを見抜けないほど、
アメリカの国民の意識が低いとも思えないが・・・。
以前、カナダ人がアメリカ大統領選挙前に、
アメリカの国民とその国民性を揶揄していたのを思い出す。
彼は、
「自分の事しか考えていないアメリカの人が多いから、
大統領選はトランプが勝つよ」
ということを言っていた。
ついこの間、彼とやりあった?ジャスティン・トルドー・・・
あのイケメンのカナダの首相、
閣僚の半分を女性に任命したあの首相も、
もしかしたら同じような思いを持っていて、
しかもそれが現在進行形であるのかもしれない。
あぁ、国際情勢についてコメントしようと思ったわけではない。
自分の存在や佐久穂町というレベルで、
自分について顧みようと思ったわけだ。
残念ながら???
私の発言では世界は動かないので、
彼とそれと比べるべくもないが、
自分は佐久穂町において、何ファーストなんだろう?
と、改めて考えたわけだ。
まぁ、答えは決まっていて、
こども!
やっぱりこども!
でもね、こどもには大人が必要で、高齢者も必要で、障害を持った方も必要で・・・
どうしてもこどもを中心に考えると、
仮想といえども敵視する存在が私には発見できないわけだ。
ここで気がついた。
そうか・・・彼のアメリカ・ファーストの最大の問題点は、
敵視する存在を次から次へと仕立てることなんだ・・・。
以前、教師をしていた折にこどもに言ったことがある。
「集団が団結するにおいて、
もっとも簡単で、もっとも安っぽい方法は、
共通の敵を作ることなんだよ。」
って。
もちろんこれは肯定的に発言したものではない。
クラスが体育祭や音楽祭でまとまるために、
敵の存在をイメージさせるが如き、
下等な集団統制は絶対にするな!
というメッセージを語ったものだ。
この誰もが思いつくもっとも下等で安っぽい方法は、
結局のところ、
学校でのいじめを引き起こしたり、
自分の正当性を増すために利用されたりする。
あいつが悪い、こいつが駄目だ、あれは排除すべきだ・・・
そんなことをいつまでも繰り返している。
安っぽくて簡単な方法だから多用されてしまうわけだ。
自分の息子達が、
佐久穂町のこどもたちが、
南佐久郡のこどもたちが、
東信地方のこどもたちが、
長野県のこどもたちが、
日本中のこどもたちが、
そういった安っぽい人間にならないような、
そういった影響の輪が広がっていってくれないかなぁって思うし、
そのためにどうしたらいいかを、
きっと私は一生考えていくんだろうなぁって思う。
佐久穂小学校音楽会まであと2日
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