10月11日。
佐久穂小学校で3年ぶりにマラソン大会が行われた。
実に3年ぶりとなる実施。
普段からあまり関わりのない大人からすると、
そうかぁ、3年ぶりの実施かぁ・・・
程度のことかもしれないが、
これが当事者からしたら大事なのだ。
まず、私の三男は小学校4年生だが、
その4年生にしてみると、
初めてのマラソン大会ということになる。
毎年の定例行事というにはあまりにも違和感。
今年度、小学校最後のマラソン大会になる、
小学校6年生にしてみれば、
前回の記録からどれぐらい成長しているか?
を確認しようと思っても、
小学校3年生のときの記録・・・
しかも、小学校3年生は距離が短いコースの記録・・・
そこには毎年の継続性はもはやない。
さらに行事を運営する側の教職員も、
3年も経てば半数ぐらいは人事異動で人が変わっている。
現に校長先生も教頭先生も教務主任も、
3年前と同じ人はいない。
記録は残ってはいるものの、
実際にどのように実施されていたのか?ということは、
細部のレベルで認識できているわけではなかろう。
あらためて考えてみると、
コロナ禍に関する社会状況の変化は、
思っている以上に継続性を喪失させていたと感じる。
そもそも継続性の大切さそのものの議論はあるし、
断続したことによって生じる価値もあるから、
一概には否定的な発言はできないが、
それでもこういった事実を認識することは、
自分にとって大きなことだと考えている。
10年ひとむかし・・・というが、
今の世の中では、
3年ひとむかしが適正なのかもしれない。
とはいえ、青空がみえる中、
子どもたちが自分がどれぐらいのことができるのか?
を知るために走り出していく姿は、
なかなか爽快だった。
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