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せさく?

施策・・・

これ、何と読みますか?

中学生と小学校6年生の漢字。

 

「しさく」と読んだ人がほとんどだと思う。

かく言う私も当然「しさく」。

それ以外の読み方を思いつきもしなかった。

 

ところが、政治の世界では「せさく」と読む人が圧倒的らしい。

どうしてそのようになってしまったのかは、

残念ながら調べてもよくわからなかった。

もしかしたら同じ「しさく」と読む音の・・・例えば試作、思索など・・・と、

混乱するのを防ぐためかとも思ったが、

政治の世界は文書主義だろうと思うのでちょっと考えずらい。

 

いずれにせよ、

「しさく」という読みを置いておいて「せさく」という読み使うことの

メリットが思いつかなかった。

芸能界で芸能界ならではの用語を使うということと同じメリット以外には・・・。

 

さて、

それを私が「しさく」という読みを使いつづけることで、

政治の世界の人たちがどういう反応を示すのかが興味深いところである。

あざわらうか、ばかにするか・・・

もしそうならばきっと政治の世界の人は住民や国民に対して

そういう態度や気持ちを根底のところで持っているのでは?

と思わないではいられない。

 

私は議会議員である。

議会議員は政治の専門家でなければならないが、

それは間違っても専門用語を巧みに操れることでは決してない。

さらに言えば私は教育者でもある。

そう自分に課している。

だから子どもに施策の読みを教えるとき「しさく」と教えるならばそれを使う。

 

わたしの個人的な見解を述べれば、

地方自治体の議会議員は、

行われている政治を、

住民にかみ砕いて説明し、理解してもらう役目を担っていると思う。

だったらなおさら専門用語は使いたくない!

という思いを強くしている。

専門用語は、多くの人がごまかされた感をうけるのではないだろうか?

そんな感じ方をしてほしくないと強く思う。

 

おまけで、

「物件」と聞いたら何を思い浮かべるだろう。

さらに「物件費」・・・。

私は建物、不動産のこと、さらにはその費用だと思った。

実は、これは行政の支出に関する項目で、

車のガソリン代や事務用品の費用など、雑多な支出を表す言葉のようだ。

普通の住民の、いったい誰がそれを思い起こすというのだ?

 

「あめぶら」って知っているだろうか?

アメリカンのブラック・・・様子するにコーヒー。

麻雀マンガによく出てくる言葉。

なんだよそれ!っていう思いがあったとしたら

それは「せさく」と何が違うのだろうか・・・。

まさか母体にある政治という世界が高尚な世界だとでも言いたいのだろうか。

 

群馬県南牧村議会合同研修まであと7日

 

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