千曲病院に2ヶ月に1回ぐらい通院している。
根本的に高血圧の診察なわけだが、
高血圧意外の問題・・・
たとえば糖尿病とか動脈硬化とか・・・の兆候がみられないので、
担当医との間で投薬は先送りにして、
なにはともあれ
体重をおとす!
ことを基本方針とした。
その確認のための通院。
さて、6月5日の今日・・・千曲病院に行ってきた。
いつもどおり、体重を測定して、
診察室に入って血圧を測定する。
体重は111kg。
血圧は上が180ぐらい下が110ぐらい・・・
たか!
緊張しちゃうんだよねぇ・・・っていうぐらいの数字。
「いやぁ、あんまり体重減ってなくて・・・」
「なかなか・・・すんません・・・」
と担当医にいうと、
「う~ん。前回が118kgだったから、7kgは減ってるんだよぉ」
という返事。
・・・。
すごくねぇ!?7kgの減量だぜぇ!
いや、おれよくがんばった・・・ほんとよくがんばったよぉ。
とすぐさま手のひらを返すように思ってしまった。
それにしても・・・
118kgって何???
111kgというのはその数字だけ見れば、
圧倒的に「まずい」と思える体重なわけだが、
118kgという数字がそこに寄り添ったとき、
それは「まずい」から「よくやったおれ!」になってしまう。
この恐怖!!
人は不思議なもので、
300円の食事を食べたときに美味しいと言って食べたものでも、
1000円で同じ味を食べたときにはおいしくないって言う。
こういう話をすると、
いやいや、値段に対応した味を要求しているんだよ。
としたり顔で言う人がいる。
でもね、人の相対的感覚なんて当てにならないものだと思うんだよね。
全く同じ料理を無料大サービスって言って、
タダで食べさせたら、おそらく300円のときよりも、
文句を言う人が増えると思うわけ。
値段に対応した味を・・・ってことなら、
タダだったら美味しくなくても文句も言わなければ、
むしろ感謝の意を表すのが普通でしょ?
でも、人の相対的感覚ってそんな単純なものではないんだと思う。
これは私の体重もしかり。
体重の数字としての相対的感覚は、
このとき私の健康にならなければ・・・と思う気持ちを、
遥か彼方にふっとばしてしまったからね。
そもそも価値なんてのは、
とくに、美味しいとかの価値ってのは、
それこそ、人それぞれである。
だからこそというか、できれば私は、
そういった価値が人それぞれであることが自然であるといこと、
そしてその上で、私自身の中では、極力基準を明確にして、
できれば私的な絶対的価値を有し続けたいなぁと思う。
体重・・・次の2ヶ月で100kgぐらいにまで下げようと思う。
そうして、はじめて教員時代と同じぐらいの体重。
まずはそこまで!
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