2018年第15回、
身近な水環境の全国一斉調査に参加してきた。
・・・いや、参加してきたというより、
参加した?あれ?
まぁ、ようするにその調査をしてきた。
身近な水環境の全国一斉調査は2004年の6月から開始され、
今年で15年目になる。
水環境の調査を広域で多くの人に関わってもらうことで、
調査ができるのと同時に、
意識を高める運動だと思われる。
今では約400団体が関わり約2400ヶ所で調査が行われている。
で、偶然にも私はその調査キットを託されたわけだ。
というわけで6月3日の日曜日に、
大日向にある抜井川におりて調査をした。
調査はCODといわれる数値を計測する。
CODとは科学的酸素要求量というものらしく、
基本的に有機物が多いほうが高い値がでて、
高い値のほうが一般的には汚れているということになるようだ。
で、計測した結果、
抜井川では4・・・
これって結構高い方かもって思った。
ただし・・・調査するにあたって、
人が触れたりしただけで、
すぐに高い数値になったりするから、
この調査だけでは一概になんとも言えない。
以前、何かのお祭りで同じ調査体験をしたことがある。
そのときに夫婦で出した結論が、
息子たちの手が川の水よりも汚い・・・
ということだった。
つまり人が調査中に間違って容器に触れたりすると、
その手の汚れがあっという間に結果に反映するのだそうだ。
よくある話で、
抗菌、滅菌などと周りに気を使う人が多くなってきているが、
一番菌が多いのは人の手だったりする・・・とか。
いずれにせよ、子どもたちも含めて、
自分の周りにある環境について
考えさせられるよい機会にはなった。
あ、蛇足。
日曜日に家族でかいせん問屋 ごう に行ってきた。
食べたのは、
ごはん・タイの刺し身盛り合わせ・ふぐの唐揚げ・フライドポテト、
鳥の唐揚げ・魚の甘酢あえ・サラダ・ばんば牛のメンチカツ。
妻にも子どもにも人気だったのは、
なんと刺し身!
これは意外!
おおむね好評で、ごちそうしたかいがあったというものだ。
話をもどして・・・
こういった水の調査など、
理科の実験みたいでわくわくする。
教育の現場にも実験はあるのだが、
結果が明らかになりやすい、
教科書にのっているような実験ももちろん必要だが、
化学がこういうところで役に立っているという、
必要性を体感させる実験も、
もっともっと機会が設けられればと、
強くおもった一日だった。
6月定例会まであと4日
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