3月9日金曜日と3月12日月曜日、
2日間かけて総務文教常任委員会で
任せられた議案について審議した。
担当課と議案数は、審議順に、
総合政策課5件、こども課3件、生涯学習課2件、
住民税務課8件、総務課6件。
合わせて24件・・・。
と、思いきや、
実は合計は16件。
なぜならば、平成29年度佐久穂町一般会計補正予算という議案と、
平成30年度佐久穂町一般会計予算という議案は、
どの課も含まれていて関係しているから。
ようするに予算関係というのは、
委員会審議では各課ごとにバラバラにおこない、
最終的に委員会総括というものでまとめて可否を取りまとめる。
今回のメインは
平成30年度一般会計予算案と特別会計予算案。
4月から1年間かけて、
行政側がどのようにお金を使っていく予定なのかを知ることができる。
ということは、
どのような政策を実施していくか・・・ということを、
自動的に確認することになる。
さてさて、その予算案。
一般人としてはちょっと違和感がある表現を用いる。
というのは・・・
第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ・・・2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は・・・第2条 地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為を・・・第3条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の・・・第4条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時入金の借入の・・・第5条 地方自治法第220条第2項但し書きの規定により歳出予算の各項の・・・
といったように、
条例と同じ形をとっている。
そして肝心の部分、つまり予算案の具体的内容については別の表に書かれている。
当たり前の人にとってみれば当たり前だが、
普通の人にとってみればなんだか形式的すぎる気がするのではないか?
型を批判するつもりも軽視するつもりもないが、
形式が最上であるという発想は嫌いだ。
そもそも形式というものは、
自分で何かを導き出すためのツールや補助具であって、
そこには苦手な人への優しさが本質としてあるはず。
少なくとも私はそう思っている。
その本質がなくなってしまった形式などに私は興味がない。
さて、違和感ついでに条例の書き方についてもうひとつ。
先程の予算案のところにもあったが、
今の一般としては、
第1条 〇〇
1 〇〇
2 〇〇
と書くのが普通じゃないだろうか。
これはおそらく義務教育で長く浸透してきた問題形式なのだろうが・・・。
お気づきかなぁ?条例の場合は、
第1条 〇〇
2 〇〇
と、第1条は問題形式で言うところのリード文ではなく、
「第1条」と「2」は並列になっていて、
「1」が「第1条」の中に含まれているのだ。
世界が違えば方法が違うし、方法が違えばその方法から派生する型も違う。
反面、習慣や常識が違えども、
多くの人が共通して持っている何かがあるというのもまた事実だと思う。
そのあたりのバランスが実に難しい。
だから私はあえて、無知であることを自分に義務付けている。
無知の状態かつ高度な理解力。
矛盾の中の整合性こそ人間の真骨頂なのではないかと思うようになってきているし、
だからこそ人にやさしくできるのではないか?とも思う。
何言ってるかよくわからないから、
これにて終了。
委員会総括まであと2日
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