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長野県公立高校後期選抜倍率発表!

いよいよ、

高校入試や大学入試が佳境に入ってきた。

私は佐久長聖中学校勤務時代以外は、

ずっと長野県の高校入試に携わる仕事だったから、

余計にそう思う。

 

今年度の志願変更前の長野県高校入試の倍率、

とりわけ私の住んでいる東信地区の旧第6通学区は、

概ね1.0倍に近い数字になっている。

 

野沢北高校の普通科は倍率が0.96倍となているが、

理数科は理数科と普通科で併願できるのでそれを鑑みると、

実質の倍率は1.07倍で

11人が不合格になると思われる。

 

岩村田高校の倍率は1.21倍。

数字だけで言えば42人が不合格になる。

もちろん、校長裁量というものがあるので、

きっかりと42人が不合格になるわけではない。

今後、志願変更期間につき、

志願者が移動することはもちろん考えられるが、

私立高校を併願しておいて、

希望の公立高校・・・この場合は岩村田高校・・・に、

挑戦したい!という生徒が多いと思われるので、

私はそれほど動かないのでは?と見ている。

 

その他は、

野沢南高校が0.97倍、

小諸高校が0.91倍、

小諸商業高校が0.95倍など。

 

高校再編で取り上げられている高校の様子はというと、

長野西高校のサテライト校として位置づけられた、

望月高校は0.23倍と苦しい状況が続いている。

蓼科高校は0.63倍とこちらも奮ってはいない。

軽井沢高校はそれでも0・87倍で、

佐久平総合技術高校の倍率とほぼ同等となっている。

 

また、南佐久郡唯一の高校となる小海高校。

ここは私としても再編の枠組みの中で、

新しいスタイルの地方高校として再建をしていきたいところだが、

残念ながら今年度の倍率は0.69倍となっており

90人の定員のところ62人が志願している状態だ。

特に佐久穂中学校からは、

毎年ほぼ1クラスぐらいが進学すると聞いているが、

募集人数からではなく、志願者数から考えると、

約半分ということになりかねない現状である。

これは佐久穂町にとっても大きな問題であるといえる。

 

「正直、高校なんてどこへ行っても、将来の結果は同じだ」

という考え方は、あながち間違いではないと私は思っている。

それでも!

それでもそう言える人というのは、

おそらく自分の高校生活が充実していた人が多いのではないか?

自分で希望してのことならまだしも、

そうでない進学をした人はきっとそう言えない・・・

つまり、

後悔を少なからず持ちながら今を送っているのでは?と思う。

 

子どもたちに、彼らのために社会を整えてあげるのが、

大人の仕事だと思うし、責任だと思うし、

その力がある大人の義務というよりは、

権利なんだと思う。

これから、高校へ進学して大人になっていく子どもたちのために、

その権利を行使していきたいと強く思う今日このごろ。

 

3月定例会まであと3日

 

 

 

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