佐久穂小中学校には、
学校応援団という地域のボランティアが関わっている。
そのまとめの会が行われた。
学校応援団は、
読書部会・安全パトロール部会・人材バンク部会
学習支援部会・福祉教育部会と、計5つの部会がある。
私は、学習支援部会に所属している。
働き方改革がなにかと話題にあがる昨今、
教員の働き方の改善という面も相まって、
今後、学校応援団のような地域の外部人材による、
補助が必要になってくるのは間違いがない。
学習支援部会についていえば、
法律の枠組みさえ問題がなければ・・・。
例えば、
小学校の学童クラブや児童館で学習指導が行えないという状況がある。
学童クラブの規定は児童福祉法第6条の3の第2項によると
この法律で、放課後児童健全育成事業とは、小学校に就学している児童であつて、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、授業の終了後に児童厚生施設等の施設を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業をいう。
ということになっている。
ようするに学童「保育」という名前の通りで、教科的な指導はできないのが現状。
こういった規制や慣例が色々なところにあるのだろう。
それは、学校応援団とて例外ではないと思う。
ただ、学童・児童館に隣接する別部屋に、
有志のボランティアが集まって学習支援をすることは、
大きな問題にはなりにくいのではないか?
前から言っているが、
学童・児童館から建物外にでることなく、
様々な習い事に行ければ、
学童・児童館のあり様を変えることなく、
また、佐久穂で短時間働きたいという人の支援にもなり、
小学生の学習支援にもなり、
保護者の要望にも応えられるという・・・。
また、別のアイデアも提案してみた。
中学校の課外部活動に、
学習部という部活を設置できないか?ということ。
中学生に限ってだが、
ようするに部活動として学習部というのを置く。
つまりはサッカー部とか野球部とかと同じ。
ただ、9年生(中学3年生)は、自分の所属する部活の引退後に、
転部することを可能とする。
で、放課後、週に1日か2日、
課外活動として所属者が部活動の時間に学習を行う。
これなら、外部講師の実例もあることなので、
学校応援団のボランティアが学習支援を行っても重大な問題にならないはず!
地域の人々が、そこにすむ子どもの支援をする・・・
そういった形が少しでも早く具現化することを、
私は期待したいし、
自分でも積極的に関わっていくつもり。
最後に、
色々な面で、学校応援団として
佐久穂町の教育に関わってくれた地域の皆様。
本当にありがとうございます。
保護者として、佐久穂町議会議員として、佐久穂町に住むものとして、
こころより御礼申し上げます。
私も含め、ぜひ来年度もこの活動を良い方向へ広げていきましょう。
時代はやっと学校応援団に追いついてきているよ。
3月定例会まであと4日
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