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確定申告?

すでに税務署には、

所得税の青色申告承認申請書は提出済み。

私は青色申告をしますのでよろしくお願いします

という届け出。

だから、平成29年1月から12月までの確定申告をしなければならない。

 

これが、実はとっても悩ましい。

何につけても新しいことをやるとき必ずこまるのが、

世の中のHOW TO関係のもの、

たとえば本とかインターネットとか・・・は、

総論が不足しているということ。

細論とでもいったらいいのか、

間違えやす細かい部分の焦点を当てた解説書が多い。

 

まぁ、もっともその道の得意な人が親切に、

そういった情報を発信してくれているわけだから、

総論というか、初歩的なことは周知の事実であると思っているかもしれない。

もしくは、世の中あたりまえすぎることをわざわざ情報発信すると、

その情報の価値を下げてしまうかもしれないという恐怖があるのかもしれない。

はたまた、その程度の初歩は自分でやれよ!といった、

心温まる指導精神によるものかもしれない。

 

さらに、人に聞いてみるいいよとアドバイスされることもあるが、

正直、初歩のレベルの人は、

何が初歩で何が総論で何が細論かなんて判別できわけもなく、

結局、人に聞いたところで得られるものは限られてくる。

 

これが実は教育の現状ある姿なのかもしれない・・・

と自己反省をしつつ、

青色申告の話に戻る。

 

そもそも、青色申告は税務署に何を提出すればいいのかがわからない。

いろいろな本を見たり、ネットで調べたりすると、

まず仕訳帳をつくりましょう!

と書かれている。

そこで仕訳帳ってなんだ?

って思って色々と学習をすすめる。

すすめるが・・・どうもよくわからない。

そもそも仕訳帳って何に必要なんだ?って話になる。

私も、仕訳帳は確定申告の際に税務署に出さなければならないと、

つい最近まで信じていた。

だって、あまりにも仕訳帳・仕訳帳って書いてあるから・・・。

 

仕訳帳がどんなものであるかはさておき、

仕訳帳は税務署に提出しなくてもいいものだった。

確定申告の書類に記載する上で必要になる書類という位置づけ。

だったら最初に確定申告をする時に必要な書類について、

もっと解説してくれてもいいのに・・・って思う。

 

まぁ、こういった思いというのは、個人的性格による側面があるとも自覚している。

というか、私個人は

教育にとって動機が最重要だと考えている。

だからかもしれないが、

なんでそのことが必要なのかを、ちょっとだけでも納得して、

方法論や処理に入っていきたいという気持ちが強い。

物事の原則を知った上で、つまり総論を知った上で、細論を知りたい。

子どもにもそのように対応してきたつもり。

「どうして勉強しなくちゃいけないの?」

という子どもの疑問に、

答えを持ち合わせていないのは教育者としていかがなものかと思う。

その答えに子どもが納得してくれるかどうかというのは別問題で。

 

町議会議員になっても同様に思うことは多い。

○○のときは△△する

といったことは言われるし、もちろん理解はできるけど、

総論としての理解が及ばなくてモヤモヤすることがしばしば。

まぁ、結局、大人になれば帰納法的に学習せざるをおえないから、

それが普通なんだろうけど・・・。

あぁ、この場合の帰納法的というのは、

具体的な事例を集めて、分別しながら、一般化すること。

私が子どもによく使う『汎化』と同じこと。

でもこれって、ある程度の精神年齢と鍛錬が必要なんだよね。

俗な言い方をすると、習うより慣れろってやつ。

 

おっと、青色申告からまた外れたわ!

で、青色申告。

まず、普通、確定申告する場合は、

確定申告書というのを提出する。

これは収入、

収入に含まなくていい金額・・・たとえば生命保険の控除・・・

そしてそれらか税金を計算した結果、

が書いてある用紙1枚。

もちろん控除については、その内訳などがわかるようにする書類1枚。

そして、それを証明する書類をはりつけたもの1枚?

基本的なところはここまで。

 

青色申告の場合はそれに加えて、

個人事業の収入の詳細をまとめた紙、2種類、合計4枚を提出する。

所得税青色申告決算書と貸借対照表。

ちなみに私の場合はこれで済むが、

農業による収入があったり、家賃収入みたいな不動産の収入があれば、

それらに対応する用紙が随時増えていく。

 

ともあれ、所得税青色申告決算書と貸借対照表。

両方共、売上がいくらで、経費の○○費がいくらだ・・・

という1年間のまとめた額を記していく書類。

ここで、業務上の収支がどうとか、経費の額がどうだとかがわかる。

そして、この書類の金額を書いていく際に必要なのが、

仕訳帳や現金出納帳ってわけだ。

 

どうしても、確定申告は2月3月に時期が集中するけど、

仕訳帳や現金出納帳というのは年間を通して存在するわけだから、

当然ながら、教える人は、そこを重視して教えてくれる。

それ自体は悪いことではないけど、

やっぱりその必要性をできるなら教えてくれるとありがたい。

動機が納得できれば人は動くし続く!

 

今日、佐久穂町商工会に確定申告の相談に行ってきた。

確定申告の本質的・初歩的なところを聞けて、

しかも、その初歩的な部分に色々なことが見いだせて、

とっても充実した時間を過ごせた。

ありがたいことだ。

 

とうとつだけど、自分でこういった経験をして、

佐久穂町の子どもたちが、

話を聞いて疑問を持ち、

その疑問を質問して、

さらなる知識やものごとの本質を得られるように育ってくれればと、

改めて心底思ったわけさ。

1月全員協議会まであと5日

 

 

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