銀行の凍結解除のため、
父の戸籍を追いかけ始めたが、
運良く私の父は本籍地が3ヶ所、
関係する市町村が2ヶ所だけですむようでちょっと安心。
これって、いわゆる転勤族で本籍地を毎度毎度移している人は・・・
いや、その遺族になる人は・・・
この作業だけでもゾットするなぁ、
なんて思いながら手続きを進めている。
数日まえに、既に書いた通り、
岐阜県武儀村に父の最初の本籍地があったわけだが、
現在では平成の大合併で武儀町は関市へと合併された。
そこで関市のホームページを確認。
さらに市民課に電話をして、必要なものを確認。
私の確認ができる免許書などのコピー。
私と父との関係がわかる書類・・・今回は私の戸籍謄本・・・のコピー。
おまけで、父の名古屋市の戸籍謄本の一部コピー。
これは、関市で戸籍を探してもらうのに便利だろうと思って、
父の父・・・つまりおじいちゃんの名前と本籍地にマカーでラインまで引いた。
もちろん、返信用の切手を貼り付けた封筒。
それと、発行手数料となる750円分の小為替。
小為替というのは
郵便局で発行してくれる金券みたいなもの。
現金を普通郵便で送付することは禁止されているから・・・ということだろう。
ところが、ここでちょっとした問題が発生。
送付翌々日、関市役所市民係から電話が入る。
内容は、
戸籍謄本が2通あるから750円では足りない・・・
ということだった。
ようするに750円の小為替がもう一枚必要だということだ。
その電話のときは、
ああぁ、そんなものか・・・
と思って承知をして、早速、小為替を購入して送る手続きをした。
世間知らずなのか・・・
小為替は郵便局で16:00までしか取り扱っていない・・・
という事実に初めて直面をして、
送るのが1日遅れてしまったことは秘密。
そんな中で、いまさらながらに、ちょっと不思議に思ったことがある。
なぜ、関市発行分なのにも関わらず2通必要なのか・・・
ということ。
う~む・・・。
そうか!
市町村合併などによって戸籍が別なのか!
そうかそうか、父は武儀村から武儀町、そして関市と、
市町村ごとに数えると3つだからな!
なかなか名推理じゃねぇぇかぁ・・・・あ?
あれ?そうすると3通必要なんじゃね?
あれ?
・・・。
というわけで、
白旗を上げて佐久穂町の住民課へ。
スキマ時間を見計らって、教えてもらいました。
どうやら、市町村合併に伴うという予想はハズレで・・・
ある年月を境にして、戸籍管理のコンピュータ化がおこなわれたのだと。
あ~佐久穂町の場合、西暦何年っておしえてくれたけど・・・わすれた。
そうすると、
コンピュータ化の前と後で手続き方法が違うため、
2通分になってしまうとのこと。
なるほど・・・
聞いてみないとわからないことはたくさんあるね。
機会があったから知ることができることもたくさんあるね。
知る機会があるのにスルーしてしまうことはもっとたくさんあるわけだが・・・。
というわけで、そういった理由だった。
ちなみに、佐久穂町の場合、
私のようなこういった行き違いが起こらないかな?と思って質問したら、
電話で詳細をお聞きして、確認の上、
何通になるかなどを案内しています。
とのこと。
素晴らしいじゃなぃか!
私を含め、こういう経験をする人はおそらく親しく近しい人を亡くした人。
こういうささやかな親切が、その人の心を救うことは、
見えないところで多くあるのではないかと思う今日このごろ。
コメント