長野県高校入試後期選抜の最終倍率がでた。
佐久穂町に関わるのは、
東信地区とよばれる第2通学区である。
同じ東信地区といっても様々で、
大きく分けると、
上田市を中心とした旧第5通学区と、
佐久市を中心とした旧第6通学区とに分けられる。
更に旧第6通学区は、
交通インフラ・・・つまり電車路線、
JR小海線沿いとしなの鉄道沿いで事情が異なる。
JR小海線沿いは上田方面に行くのに、
小諸駅で乗り換えなくてはならないのに対し、
しなの鉄道沿いではそのまま上田方面に出ることができる。
だからしなの鉄道沿いの場合は、
旧第6通学区に加え旧第5通学区まで選択肢に入る。
中学3年生は、
こういった事情を加味した選択肢の中から、
自分の進学する高校を決める。
そもそも選択が易い選択肢が少ないのだ。
さて、旧第6通学区の倍率をざっと確認したい。
野沢北高校は理数科と普通科をまとめて、
定員164人、志願数183人で1.12倍。
校長裁量というものがあるので一概には言えないが、
19人が不合格になるという計算になる。
おそらく野沢北高校を受験する人で、
不安がある場合は、
佐久長聖高校などの私立を併願していると思われる。
この後がすごい。
岩村田高校は1.00倍、野沢南高校は0.98倍。
ここまでが、
いわゆる進学校と言われると私が思っている高校。
倍率1以下である。
小諸高校0.81倍、小諸商業1.00倍。
最近、人気の佐久平総合技術高校は、
お米甲子園で最高金賞を受賞した農業科でも1.12倍。
工業科の機会で0.50倍、電気で1.05倍。
ずっとこのブログで高校再編と絡めてテーマにしてきた、
小海高校・軽井沢高校・蓼科高校は、
小海高校が0.49倍、
軽井沢高校が0.46倍、
蓼科高校が0.95倍。
蓼科高校は検討したようにみえるが、
実は今年1クラス分、定員が減らされての結果である。
小海高校と軽井沢高校に至っては、
それぞれ50人不足、39人不足と、
来年度、定員が減らされても、
文句が言えない数字となっている。
小海高校と軽井沢高校の存続について、
受験する当の中3生はシビアだ。
人気がないところには行きたくない層は、
それらの高校には行かない。
とりあえず高校に行けばいいや・・・という層だけが
集まっているようにしか見えない。
事実は違ったとしても、
そう分析されてしまえばその流れを止められない。
そもそも、
旧第6通学区の中学3年生は一体どこへいったのか?
もちろん私立高校に進学するということもあるだろうが、
倍率が1以下であるということは、
すでに高校入試の持つメリットがなくなっている。
というか、
中学3年生の学習の動機が薄れてきてしまうことのほうが、
由々しき問題であると私は思う。

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