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広報特別委員会での2つの懸案と各議員の思惑?

12月25日には議会だより作成に向けて、

広報特別委員会を開いた。

 

本来ならば、議会だより作成のための作業中心なはずなのだが、

2つほどの懸案があったので、

1時間ほどは話し合いに費やすことになった。

 

1つは議長から提案されたものについて。

これについては見てもらったほうがはやい。

以下は木祖村議会の議会だよりの1ページだ。

この一番下の進退表明に関する記事を、

佐久穂町議会だよりでも実現できないかといった内容だ。

企画の是非については以前の全員協議会において、

議員の意思を尊重して参加自由としたうえで了承はされている。

 

その了承を受けて、

広報特別委員会で具体的な紙面としてどうするのか?

という協議がおこなわれた。

 

これについては紙面を構成するデザイン概要と、

各議員への表明への収集を議長にお願いする

ということで、ひとまずの結論を得た。

 

もうひとつは、

主たる議論の場は議会活性化特別委員会になろうとは思うが、

前回前々回の記事でもふれた私の持ち込み企画について。

一旦は、賛成多数で議会活性化特別委員会にて実施が決定されたものの、

反対意見があとから出てきて、

雰囲気だけでいうと、少し棚上げな感じになってきている。

企画の詳細については前回の記事をおよみいただくとして・・・。

 

可否や内容については議会活性化特別委員会内の協議になるが、

広報特別委員会としては、

2月9日に実施をするという決定事項に基づいて、

その告知記事を議会だより1月号に間に合わさなければならぬ。

もし、実施しないという結論に達するのであれば、

その紙面を差し替えて、再構成しなければならない。

そういった側面における懸案について広報特別委員会での協議をした。

 

そこで決定されたのは、

広報特別委員会にはこの企画の可否や内容について、

今ある決定事項を変更する権限は持たないので、

2月9日の内容を実施するという前提で、

紙面構成をするということだった。

 

主従弱点な気もするが、

いち委員会の活動とはいえ、

議会としての活動を支えるに当たり、

企画の側面を固める形の紙面づくりというのもありなのか・・・

と感じる次第。

 

これはあくまでも個人的な意見となるが、

邪推でいうと、

私という個人が主となって選挙前にこういった企画をする・・・

ということ事態に嫌悪感を持たれる方もいるだろう。

そりゃ、見方によってはパフォーマンスにしか見えないからなぁ。

 

一方で、私としては、

現実として4年に1回しかない佐久穂町での地方選挙において、

いまの17歳・18歳の選挙権を持つことになる人たちに、

選挙権や被選挙権を知り、考える機会を提供することは、

まさに機を見るに敏というべきタイミングであり、

地方議会が地方政治と住民との橋渡し役であるという観点からも、

地方議会こそがそれをせずになんとする!

という考え方を強く持っている。

 

まぁ、この企画、正直な所、

必ずしも議会の企画である必要は、本当はないのだ。

だから議会がこの企画を却下したとしても、

私はこの企画を佐久穂学習倶楽部の企画として実施するだろう。

 

だが、やはりこの仕事の、こういった啓蒙の主体は、

地方議会そのものであるべきだと疑わない。

そしてその責務も功績も個人ではなく、

佐久穂町議会が得るべきだと考えている。

それが佐久穂町議会が今期おこなってきた議会改革の、

そもそもの根幹でないか?

 

本日、広報特別委員会開催

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