前編からの続き・・・。
もちろん、私程度が思っていることであるから、
長野県スポーツ課も学びの支援課もそれは十分に承知していて、
以下のような説明がなされている。
最後に地域移行についてのコーディネーター会議の取組情報を載せる。
1枚目の南佐久6町村に着目してもらいたい。
完全なる地域移行にとって1番の問題は前編でも言った通り、
教育機会の・・・体験機会のと言ってもいい・・・地域格差。
人口が少ないところでは選択の機会が失われ、
いっぽうで、人口が比較的多い地域では、
同じ種目が指導者の数だけ発生したりする可能性もあり、
こどもの取り合いや能力による分化も始まるだろう。
いわゆる今の日本の過密・過疎とおなじ課題を、
地域クラブという場面で抱えることになる。
ここで抑えておきたいのが、
こどもたちの機会均等と不幸体験抑止およびそのアフターケア。
これは残念ながら、地域クラブごとには努力目標にしかなり得ない。
そこで必要なのが公的なバランスワークとなる。
長野県教育委員会や各市町村教育委員会、
また佐久穂町や南佐久の事例のような組織による
地域クラブに関する介入をあまり好まない人もいるが、
もはや過疎地域ではそれは避けては通れない。
補助金を投入することを考えればなおさらである。
もう一度先に提示した長野県教育委員会発表の1枚を載せる。
これが現状の地域クラブの機会均等のための確保数だ。
地域クラブの状況を統率し、指導し、各中学校との連携の仲介役をする・・・
そういった組織は不可欠であろうと私は思う。
そういった組織はこの図を見る限り各中学校では不可能。
各市町村教育委員会かもしくは複数委員会から組まれた協議会が妥当。
そのためには、
各市町村は人員を増強することも必要ならすべきだろうと思う。
町民との意見交換会まであと4日
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