旅行や外泊そのものが嫌いなのではない・・・
と、自分で思えるのは、
出かけた先の全く知らない人に、
自分の知らないことを知り得ない感覚などを聞くことは、
案外、好きらしいということだ。
ちょっと前に名古屋に帰省して、
そのついでに岐阜県海津市に訪れたときもそうだった。
現地の当たり前が、何よりも面白い!
さて、お腹をすかせたこどものために、
駅弁を多種購入する東京の旅。
その駅弁屋さんの定員に聞いた話・・・。
ちなみにその駅弁屋さんは、
駅弁の定番のひとつが鶏めし。
その鶏めしには日本三大鶏めしなるものがあるらしい。
それが、
秋田県大館駅の花善鶏めし弁当
群馬県高崎駅の高崎鶏めし弁当
福岡県小倉駅の北九州駅弁当鶏めしかしわ。
前回の記事の写真を一部拡大!
これが秋田大館市の花善鶏めし弁当だ。
しかし・・・まぁ・・・
日本人特有の傾向なのだろうか?
三大〇〇とか五〇〇とか・・・
数字に絡めてピックアップしてまとめるの大好きだな。
中には、三大稲荷神社と言いながら、
京都府の伏見稲荷大社、茨城県の笠間稲荷神社・・・
で、最後の自由枠に、
愛知県の豊川稲荷を入れたり、佐賀県の祐徳稲荷神社を入れたり、
岡山県の最上稲荷を入れたり・・・
岡山県の最上神社にいたっては神仏習合の結果、
法華経のお寺だったりするわけだ。
しまいには五大稲荷とか言って枠を拡大して、
そこにあれやこれやを詰め込むことになる。
鶏めし弁当だって同様だろう。
そもそもまずい鶏めし弁当など、
資本主義の世の中であれば淘汰されて存在するはずもない。
きっと全部うまいのだ。
それが宣伝の効果で三大・・・みたいなことになる。
本質として宣伝と印象操作による情報に、
特に日本人は弱い・・・
ということを自覚しなければならない、
と、改めて強く思った次第。
季節限定とか期間限定とか、
あと◯個とか・・・
海外でもそういった販売テクニックというものが、
あるのかなぁ?
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